6万円もした高級国産ミラー型ドラレコが正直微妙だった件|ALPINE DVR-DM1200A-IC レビュー

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ども、モリーです。

今回はALPINE(アルパイン)のデジタルインナーミラー兼ドラレコのレビューをお届けしたいと思います。このブログでも数多くのドラレコ扱って来ましたが、国産メーカーのドラレコは初めてですねぇ。

まぁ、国産メーカーと言ってもMADE IN CHINAですけど。

とにかく、今まで扱ってきたミラー型ドラレコの中でも、群を抜いてクオリティの高い製品だと思うので、、、と言うか群を抜いて値段が高かったのでクオリティも高くあって欲しいのですが💦

今から期待を込めてレビューしていきたいと思います!

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開封~商品構成紹介

改めまして今回紹介するのはアルパインのデジタルインナーミラー兼ドラレコ「DVR-DM1200A-IC」という製品となります。

今回購入したモデルが12インチとなっていますが、姉妹製品として10インチのモデルがあって、10インチの方が純正ミラーと変わらないサイズで、純正感があってそっちを買おうと思ってたのですが、モニターサイズ以外にも画面解像度も微妙にが異なっており、最終的には高精細な12インチの方を購入しました。

なぜか価格も12インチモデルの方が安かったんですよね。

同梱物は下記の通りです。

内容物一覧(ドラレコ本体)
  • デジタルミラー本体
  • フロントカメラ
  • リアカメラ
  • 電源ケーブル
  • リアカメラ延長ケーブル
  • GPSアンテナ
  • 本体ケーブルカバー
  • フロントカメラケーブルカバー
  • 32GB microSDカード
  • 反射低減フィルム
  • 取扱説明書等の冊子類

また、この製品は車種ごとの取付キットを別途購入する必要があり、取付キットには下記の同梱物があります。

内容物一覧
  • 取付ブラケット
  • 固定ネジ
  • タイラップ
  • クッションテープ
  • 型紙

この取付キットの中で実質必要となったのは取付ブラケットのみ。
しかもうちの車は汎用的なブラケットで大丈夫なので、これぐらいは本体に付属品として用意して欲しかったですね。

取付キットで必要なのはこの取付ブラケットのみ

本体外観と製品仕様紹介

では、外観デザインを見ながら製品仕様を紹介していきましょう。

本体正面

本体正面の大半を占める液晶モニターは、タッチパネル式の11.8インチ大画面となっており、解像度1920x440PのフルHD、上下左右160°広視野角となっています。

液晶モニター下部に物理ボタンが2つ用意されており、向かって左側は電源ボタン、向かって右側は手動録画ボタンとなっています。

電源ボタンは、短押しで画面のオン/オフ、長押しで電源のオン/オフとなります。

本体底部

本体底部には左からマイク、microSDカードスロット、リセットボタンが並んでおり、リセットボタンを押すと設定項目が初期化されるようになっています。

本体上部、及び裏面

本体上部、及び裏面には特に機能的なものは何もなく、放熱用のスリットが設けられています。本体裏面に取付ブラケットを取り付けるようになっており、2本の短いケーブルが出ています。

流線的なフォルムとALPINEのロゴがカッコいい。
本体裏面は車外から見える所なので、裏面のデザインに拘っているところが好印象ですね。

カメラ

カメラはフロント/リア共に200万画素のフルHDとなっており、視野角はフロントが160°、リアが135°の広視野角となっています。

カメラユニットのデザインがカッコいいですね。

GPSアンテナ

GPSアンテナは小型のモジュールとなおり、中国産の汎用的なGPSアンテナとは一線を画したものとなっており、これも好印象ですね。

ただ最近はGPSアンテナはドラレコ本体やフロントカメラに統合される傾向にあり、その分配線もスッキリするのですが、この製品は外付けとなっているのが残念ですね。

電源ケーブル

電源ケーブルはヒューズボックスに繋ぐ線に予めギボシ端子が付いており、しかも電源分岐も常時電源とACC電源それぞれに用意されていました。

最近はETC等の電装パーツの電源をヒューズボックスから取ることが多いので、このように電源分岐してもらえると助かります。

卓上で動作確認

卓上で通電し動作確認してみました。

起動したホーム画面は下記の通り。

画面左上に日時、左下に各種ステータス、画面右側にメニューアイコンが並んでいます。メニューアイコンは通常表示されていませんが、画面をタップすると表示される仕様となっています。

設定画面は下記の様になっており、これも中国産の汎用的なものではなく専用設計。
ただ画面の追随性は悪く操作していてカクカク動くのが気になりました。

主な設定項目
  • 録画解像度:720P/1080P
  • 音声録音:OFF/ON
  • 衝撃センサー感度:OFF/低/中/高
  • 駐車モード:OFF/ON
  •  低電圧ブロック:11.8V/12.0V/12.2V
  •  駐車衝撃感度:低/中/高
  •  駐車録画モード:常時/タイムラプス1/タイムラプス2
  • リアスモーク設定:なし/薄い/濃い
  • オープニング画像設定

特徴的な設定項目としてオープニング画像を変更することが出来ます。
アルパインのホームページには各車種別のオープニング画像が用意されており、それをダウンロードして使う事も出来ますが、自分で作成して使用することも可能です。

マツダCX-8の場合、アルパインで用意されているものが旧型のデザインのものとなっていたので、自前で用意してみました。なかなか良い感じですが、オープニング画像が表示されるのは一瞬だけなので、その恩恵はあまりありませんでした。。。

自分で用意したオープニング画像

再生画面は、常時録画、衝撃録画、手動録画、駐車録画、静止画とそれぞれ分別されて整理されており、目的のファイルが探しやすくなっています。

再生画面)オレンジのアイコン部分がそれぞれの録画モード選択となる

卓上での動作確認も問題無かったので、いよいよ車に取り付けていきましょう。

車両への取り付け

今回取り付ける車両はマツダのCX-8になります。
2023年式のBlack Tone Editionというモデルとなります。

取り付けたところ、やっぱりこの背面のデザインがカッコいいですね。

背面デザインがカッコいいけど…

デザインはカッコいいんだけど、先に言ってしまうと機能的には微妙ポイントがいっぱいありました。。。

まず12インチサイズはやっぱりデカいのよね。
サンバイザーとの干渉は無いんだけど、何か見ていると圧がすごい。

車内での圧迫感がすごい

左側が遠くに感じるほど大きい。でも、あまり横向かせると見栄えが悪くなっちゃうんだよなぁ。。。やっぱり10インチモデルにすれば良かったかも。

フロントカメラは助手席側に取り付けました。
結構下の方に付けたけど、これ以上上に付けると、セーフティセンサーが映り込んじゃうのでこの位置せざるを得ません。

セーフティセンサーが映り込んでしまうためフロントカメラは下の方に取付

これ、車内からは配線が見えないようカバーされてるけど、外から見ると配線が見えちゃうのは微妙ですね。

リアカメラは車内リアガラス中央に。
リアカメラの位置って結構難しいけど、この製品は型紙があって位置調整が楽でした。

リアカメラは型紙が用意されていて取付が簡単

ただ、これもリアガラスの熱線を避けるためなのか、結構下の方に取り付けるようになっており、リアカメラが配線が少し見えちゃうのが微妙でした。

カメラ表示位置は上下のスワイプで可能。
よくあるパターンだけど、画面操作に追随性が悪く、なんかカクカク動いて気持ち良くないのが微妙。

画面をオフにして通常のミラーとして使うとこんな感じ。
ちょっと暗いけど、他の製品に比べれば頑張ってる方だと思います。

取り付けても問題無く地デジTVが見れたので、ノイズ対策も問題ありませんでした。

走行時の使い勝手

では実際に走行してみて、デジタルインナーミラーとしての使い勝手を見ていきましょう。

日中帯での使用感

まずは日中帯の使用ですが、かなり青みを帯びた色味になってますね。

動きはまずまずの滑らかさ。画面のリフレッシュレートは問題無さそう。
画角が広く左右良く見えるんですが、ちょっと魚眼っぽく歪んで見えるのが微妙かも。

フロントカメラの表示はリアカメラよりちょっと暗め。
そして、暫くするとリアカメラに強制的に戻ります。

まぁ、フロントカメラの映像見ながら走ることは無いんだけど、切り替えをユーザーにまかせる設定があっても良いんじゃないかな。

走行中は切替出来ないようになっていて、停止するとボタン操作が出来るようになっています。

夜間帯での使用感

続いては夜間帯での使い勝手を見ていきましょう。
やっぱり全体的に青白い色味になっていて、下のナビ画面と見比べると分かると思いますが、カメラの影響ではなく肉眼で見てもかなり青白いです。

暗い所も無理に明るくして暗くなっていないので全体的に締まりのない映像って感じですね。視認性としては、ドアミラーより暗い所が見えるかなぁって感じはしますが、やっぱり濃淡の濃が無くただ淡い表示になっているので、正直ドアミラーの方が見易い感じでした。

暗い道を走っても、やっぱり青白くなっていて、ただただモニターが眩しいだけで、何があるのか全く見て取れない。これはソフトウェア処理のチューニングがイケてないんだと思うけど、画面表示だけ安直に明るくしましたって感じですね。

夜間の視認性は期待していたのに、中華製の安いミラー型ドラレコの方がちゃんと丁寧にチューニングされてるって感じるほど残念な内容でした。

録画ファイルの確認

続いて録画されたファイルを見ていきましょう。

日中帯の映像:フロントカメラ

フロントカメラの録画フォーマット仕様は下記の通りです。

解像度1920x1080P フルHD
フレームレート30fps
画角160度(広角)
録画フォーマットTSファイル形式

録画コーデックがTSファイルっていうのと、記録時間が1分しか選べないというのが微妙ですね。

フロントの映像を見る限り、画面で見るよりも濃淡がしっかりしてますかね。
ただその分映像はちょっと暗めです。

フロントカメラの方がリアカメラよりも広角なので、魚眼感が出てますね。

フレームレートが30fpsなのでLED信号もチカチカとはしてますが全然見れない訳ではありません。

HDRのチューニングがイマイチなのか、雲の様子を見ていると露出が安定しませんでした。

明るい雲の部分の露出が暴れる

日中帯の映像:リアカメラ

リアカメラの録画フォーマット仕様は下記の通りです。

解像度1920x1080P フルHD
フレームレート30fps
画角135度(やや広角)
録画フォーマットTSファイル形式

まず見てもらえれば分かりますが、録画ファイル自体も鏡像になっちゃってますね。

ミラーとして見る場合はもちろん鏡像表示必須ですが、録画ファイル自体は正像であって欲しいですよね。見ていて違和感しかない。なんでこんな仕様で通っちゃうんだろうか。。。

フロントカメラより明るく撮れてますが、その分白飛びも多くなる傾向です。これは設定項目にあったリアスモーク設定の設定内容に影響しているかもしれませんね。

フロントカメラと比べて画角がやや狭いので、魚眼感は抑えれています。
画角もこれぐらいで十分なので、フロントカメラも魚眼感を抑えて欲しいですね。

夜間帯の映像:フロントカメラ

光の強い箇所の光源も抑えられているし、建物の暗い箇所も潰れてはいないので、まずまずの内容ではないでしょうか。

前列車のナンバープレートの白飛びは車の形状によってまちまちのようで、上写真の低い車の場合は白飛びしちゃってますね。肉眼ではしっかり見えているのですが。

ただ、対向車のヘッドライトは抑えられて、どんな車なのかは確認することが出来ました。
(ナンバープレートまで読み取れることはありませんでしたが・・・)

夜間帯の映像:リアカメラ

モニター越しには明るく見えたリアカメラの映像ですが、こうして録画ファイルを直接見てみると、かなり暗いですね。

暗いのにちょっと明るく盛り上げようとして、ちょっとザラっとしたノイズも出ています。

この映像をモニターに出すには、やっぱりモニター自体の輝度を高くするしかなく、先述の様に暗い所が暗くならず全体的に青白く光る映像になってしまうのでしょう。

カメラレンズのF値が暗めなのか、リアカメラ自体の性能の問題のような感じがします。

下写真の様にもっと暗い道走ってるともうどこ走ってんの?って感じで周りが何も見えないですね。

暗い道での走行

まとめ

と言う訳で今回は、アルパインのデジタルインナーミラー兼ドラレコのレビューをお届けしましたが
如何だったでしょうか?

いやぁ、これ本当高かったんで、色々と期待しちゃいましたが微妙ポイントが沢山の製品でした。

これ1台で中華製ミラー型ドラレコが4台ぐらいは買える値段なのに、性能面で言えば、中華製ミラー型ドラレコと1台と同じ程度か、ヘタしたらそれ以下かって感じでしたね。

カメラ自体のハードウェアスペックが足りてないのか、それをソフトウェアチューニングで頑張ってるけど、変な感じにフォローしちゃってるなぁという印象を受けました。

あと、大きさもやっぱり10インチが良かった。車内での圧がスゴイ。

とは言え、このデザインは好きなんだよなぁ。見た目は何より重要ですからね。

まぁ、性能は「並」でも、この見た目で許せるって感じですかね。

でもなぁ、う~~~~ん。
新しい車はもうこのドラレコ1台で行こうと思ってたけど、ひょっとしたらドラレコ沼にハマってしまうかもしれませんねぇ(泣

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