ども、モリーです。
新しく乗り換えた我が家のCX-8、ドラレコも取り付けて、やっと一通りの装備が整ったかなと思ったのですが、以前の投稿で取り上げた国産ドラレコがねぇ、、、微妙にイケてないんですよ。
めっちゃ、高かったのに💢
とは言え、高い金出して買ったドラレコだったので自分で自分を納得させて使っていたのですが、ある日、
あれ?これ良いんじゃない?
ってドラレコ見つけまして、
↓
そしたら、偶然にもその製品の案件依頼が来まして、
↓
やった~~~~!ってなりまして、
↓
今回はそのドラレコ製品の紹介となりますw
さっそく行ってみましょ!
開封~商品構成紹介
改めまして今回紹介するのは、PORMIDOのPRD80Cという純正ミラーと交換するタイプのドライブレコーダーとなります。
パッケージはいつものPORMIDO製品のデザインですが、今までのはもっと横長のサイズでしたが、縦幅が増えて大きくなったような気がします。
パッケージ内容は下記の通りです。
64GB microSDカードは予め本体にセットされていました。
製品仕様と外観チェック
では、本体外観からチェックしていきましょう。
純正風設計で本体上部に接続コネクターがなく、スッキリとした印象でゴチャついてないのが、高級感があってイイ感じ。なんか厚みのある本体も逆に重厚感があってイイ感じ。
重厚感はあるんですが持ってみると意外と軽い。計量したところ412gでした。
実はミラー型ドラレコにとって重量というのは意外と重要な値で、重量が重いと振動で揺れやすくなるので、軽量に越したことはないんですよね。
本体正面
本体正面にモニターとボタン類。
モニターが10インチのIPS液晶になっていて、大き過ぎず小さ過ぎずのサイズ感。
純正ミラーと比較してもほぼ同じ大きさで、設置しても違和感無さそうですね。
この製品の特徴の1つとして画面輝度が600cd/m2になったということで、従来品と比べて1.5倍明るくなり、日中でも見やすくなったみたいですが、どれぐらい明るくなったのかは実際に車に付けて確認してみましょう。
そしてモニター下部に3つの物理ボタンが付いていて、左から静止画の撮影ボタン、フロントとリアの表示切替ボタン、そして画面表示のオン/オフボタンと並んでいます。
画面のオン/オフがボタンで操作出来るの良いですね。
このドラレコ、結構ミラーとしての映り込みが綺麗に見えているので、サッとボタン押して通常のミラーとして使うなんてことが出来そうですね。
本体背面
本体背面には大きなスピーカーが左右に2つ。
中央に取付ステーを付けて固定するのですが、取り付けネジを隠すための背面カバーが付いていて、装着後の見た目を良くしてくれます。
本体にGPSアンテナが組み込まれており、余計な配線も無く、ケーブル1本のみでスッキリしてるのが良いですね。これはかなり嬉しいポイント。
本体底面
本体底面にカバーがあり、その中にはmicroSDカードスロットとリセットボタン。
前述の通り予めmicroSDカードがセットされていましたが、これがかなり取り出しづらい。
ピンセットを用意しておいた方が良いかもw
micorSDカードは最大128GBまで対応していてClass10のスピードが必須となっています。
カメラ
フロント、リア共に本体から分離されたカメラになっており、専用設計のデザインがイイ感じですね。
大きさも小ぶりだし、車に取り付けても違和感無さそう。
フロントとリアでカメラの形状は同じですがイメージセンサーは違っており、フロントカメラは高解像度2KのSONY IMX335センサー、リアカメラは暗所に強いSONY IMX307センサーと、用途に応じたセンサーを使い分けて採用しています。
フロントカメラはヘッドライトの照射があるので、そんなに暗所性能が良くなくても綺麗に撮れますからね。このセンサー起用はPORMIDOのノウハウを感じて良いですね。
あと形状は同じですが、ケーブルのコネクタ部分が色分けされていて、フロントカメラ側はオレンジの着色がされいているので、どっちがどっちか分からなくならない様に工夫されてます。
カメラはガラス面にピッタリ貼り付けるタイプになっていて、カメラ部分が回頭して上下位置の調整が出来るようになっています。
駐車監視ケーブル
駐車監視ケーブルはヒューズから直接電源取るタイプのケーブルになっていて、ミニ平型ヒューズが予め取り付けられてますが、これは車両に応じて買える必要がありますね。
うちはドラレコ専用の外付けバッテリーがあるので、あとでギボシ端子に交換しようと思います。
卓上で動作確認
一通り配線してみたので、まずは卓上で動作確認していきます。
配線は、本体から出ているケーブルを駐車監視ケーブルに繋ぎ、駐車監視ケーブルから電源、フロントカメラ、リアカメラとそれぞれ繋げる様になっています。
GPSアンテナのケーブルが要らない分、少しスッキリとした配線になってますね。
電源入れるとPORMIDOのロゴが起動画面として表示され、数秒後に画面いっぱいにリアカメラの映像が表示されます。
もうこの時点でリアカメラ映像の美しさにうっとり。
部屋の中とは言え輝度も十分で明るく綺麗な映像が飛び出してきました。
画面上を横にスワイプ、もしくは中央の物理ボタンを押すことでカメラ映像の切り替えが出来て、リアカメラ→前後同時→フロントカメラ映像と表示を変える事が出来ます。
また画面を上下にスワイプする事でカメラ映像表示の上下位置を変える事が出来、追随性が高くスムーズに操作する事が出来ます。(どこかの棒国産ドラレコとはエライ違い)
画面上部をタップすると輝度調整のスライダーが表示され、スライダーを左右にスライドさせる事で画面輝度を調整出来ます。残念ながら自動輝度調整はありませんでした。
録画したファイルの再生メニューは常時録画/緊急録画/静止画と区分けされており、それぞれフロントとリアの映像を切り替えながら再生する事が可能です。
設定画面は一般的なミラー型ドラレコに良くあるタイプ。
主な設定項目は下記の通りです。
録画解像度は2Kまで対応していますが、これはフロントカメラだけの話。
リアカメラは1080P(フルHD)で固定となっています。
また、駐車監視機能は細かな設定が可能で、乗用車/トラックの両電圧に対応、衝撃検知とタイムラプスの同時録画に対応など、痒い所に手が届く細かい設定が可能となっています。
タイムラプスの作動時間を72時間まで指定できるのは初めて見ました。(大体24時間まで)
卓上での動作確認は問題無かったので、いよいよ実車に取り付けてセッティングしていきましょう。
車両へのセッティング
今回取り付ける車両は、生産終了が発表され最終形となってしまった、2023年式のマツダCX-8となります。
下写真が取り付けたイメージですが、どうですかこの違和感の無さ。
車に溶け込んでますね。後付けのドラレコとは思えないデザインです。
背面もケーブルが目立たずスッキリしており、車外から見てもイイ感じです。
フロントカメラは運転席側に取り付けました。
この位置だとCX-8の大きなセーフティセンサーの映り込みもなく良い感じで録画出来ます。
リアカメラはリアガラス上部中央に取り付け。
もうちょっと上でも良いかなと思いましたが、ウィンドウヒーターの熱線の映り込みが少なくなるよう、この位置に貼り付けました。
本体サイズは絶妙で、純正ミラーとほぼ同じサイズという事もあり、サンバイザーの干渉は一切ありません。
リバース連動線を繋げたので、バックギアに入れるとバックガイドラインが表示されます。
ガイドラインは自由に調整出来るという訳ではなく、上下スライドでカメラ上下位置の設定、左右スライドでガイドラインの位置調整が出来ます。
自由にガイドラインを動かせるより、これぐらい簡素な方が調整しやすいですね。
画面表示をオフにした時の反射性も良く、少しだけ暗めですが普通のルームミラーの様に後ろを見る子も出来ます。
その他、エンジン切って駐車監視機能が有効に働いていること、また、ノイズ対策により地デジ放送が問題無く見れることを確認し、一通り問題無く動作する事を確認する事が出来ました。
あとは運手してみて走行時の使い勝手をチェックしていきましょう。
走行時の使い勝手の確認
それでは実際に走行した際のデジタルインナーミラーとしての使い勝手を見ていきましょう。
まずは日中帯での走行から。
日中帯での使用感
画面の解像度感が高く、発色も良く潰れがちな緑色もちゃんと表現出来ています。
動きも滑らかで見ていて気持ちの良い映像です。
なんかこうやって↑アップで見てみると、はめ込み映像なの?って思うぐらいのクォリティだと思いますが、安心してください。ちゃんとモニター映像ですよ。
やはりPORMIDOの画像チューニングはスゴイ!
このクォリティの表示が出来るドラレコってなかなか無いですね。
ただ、画面輝度が物足りない。
600cd/m2に上がったという事で期待していたのですが、曇天や夕暮れ時などの微妙に薄暗い時はモニター上も暗くなり、かなり視認性が悪くなります。
これは画面輝度の問題なのか、カメラのHDR処理によるものなのか、、、日中明るい時は問題無く見れるので、ひょっとすると画面輝度ではなく、録画自体が暗くなるシーンがあるのかもしれませんね。
夜間帯での使用感
続いて夜間帯での走行見ていきましょう。
もうね、この映像時点で分かりますが、PORMIDOは夜間時の表示性能が抜群にいいですね。
後続車のヘッドライトの照射も自然な形で抑えられてるし、だからと言って全体が暗くなる事も無く、バランス良く表示されてますね。
夜間帯の映像で緑が緑色で見えるドラレコって中々無いですからね。
前からそうですが、PORMIDOの夜間表示の画像チューニングは、他メーカーと比べて一歩抜きん出たところがあります。
フロントカメラに切り替えてみました。こちらも非常に綺麗な映像。
ただ、こういった明るい場所での映像は、光源周りが白飛びガチなんで、夜間は画面輝度を少し下げても良いかもしれませんね。
録画ファイルの画質確認
最後に録画ファイルを確認していきましょう。
日中帯の映像:フロントカメラ
フロントカメラの録画フォーマット仕様は下記の通りです。
解像度 | 2560x1440P(2K) |
フレームレート | 27.5 fps |
レンズ絞り値 | F1.8 |
録画フォーマット | TSファイル形式 |
ちょっと曇りがちな天気だったのですが、元々PORMIDOの映像ってギラギラな映像と言うより、こういう落ち着いた発色で、全体的に色潰れしない自然な映像というイメージで、その傾向はこのPRD80Cでも受け継がれてますね。
フロントカメラは解像度が2Kということで、一時停止すれば停車している車のナンバープレートが読み取れるほど高精細。(上写真クリックで拡大表示します)
フレームレートが27.5fpsとなっていてLED信号も問題無く表示されていました。
日中帯の映像:リアカメラ
リアカメラの録画フォーマット仕様は下記の通りです。
解像度 | 1920x1080P(フルHD) |
フレームレート | 27.5 fps |
レンズ絞り値 | F1.8 |
録画フォーマット | TSファイル形式 |
まず、言わせてください。正像録画ありがとうございます。
ミラー型ドラレコはモニター(ミラー)上に表示する際は、鏡として違和感なく表示するよう鏡像表示になりますが、そのまま録画ファイルまで鏡像で録画するドラレコが結構あります。
鏡像で録画されると見ていて違和感しかなかったんですが、やっぱり正像録画はいいですね。
画質もフロントカメラと同じ傾向で、落ち着いた自然な発色。
フロントとリアで映像品質が違うドラレコって結構あるので、PORMIDOの画質チューニングの高さが見て取れますね。
リアガラスは少し薄暗いスモークになっていますが、その影響はほとんどなく、明るさもフロントカメラ同等と言った感じです。
夜間帯の映像:フロントカメラ
ちょっと撮影のため照明を焚いたので、フロントガラスの映り込みが激しいですが、普段はこんな映り込みはありません。
で、やっぱり、夜間の映像イイ。
モニター上では白飛びしていたナンバープレートも上写真の通りバッチリ読み取れます。
もうここまで来るとドラレコ映像と言うより、Vlog何かの車載カメラにも使えそうですね。
夜間帯の映像:リアカメラ
暗所に強いSONY IMX307センサーのお陰で、スモークフィルム越しなのに、むしろフロントカメラより明るく見えますね。後ろの運転手はボカシ入れないと顔がくっきり映っちゃってます。
ヘッドライトの照射も上手い感じに抑えられてるし、もう各メーカー、この画質をお手本に夜間映像のチューニングしてもらいたいぐらいですね。
お見事!
まとめ
と言う訳で今回はPORMIDOのミラー交換型ドラレコ「PRD80C」のレビューをお届けしましたが、如何だったでしょうか?
案件だからって褒め過ぎじゃね?と思われた方もいるかと思いますが、でも、実際最後まで見てみてどうでした?(下にある動画も見てもらいたい!)
デザイン、機能、品質、画質、どれを取っても結構本気で良くないですか?
5万円以内のドラレコの中では、恐らくトップに立つクオリティだと思います。
実際前使ってた国産メーカーの高額ドラレコは外してしまって、今はこのドラレコを使用しちゃってます。
もうこれ以上のドラレコを求めるのは中々厳しいものがある気がしますが、、、
でも、もっと画面が明るくて、フレームレートが高くて、暗所にも強い、そんな夢の様な製品が今後も出てくれることを願うばかりです。
▼今回紹介した製品はこちら!
▼動画もあります。是非ご覧ください!
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