ども、モリーです!
実は先日、、、
車乗り換えましたーーー!
と、言ってもマツダCX-8からCX-8の乗り換えなんで目新しいものは少ないんですけど。
で、実はケチってほとんど純正オプション付けなかったので、ETCすら付いてない状態なんですよね。
でも、ETCないと絶対困るじゃないですか!
もう必須レベルのアイテムじゃないですか!
と言う訳で何はともあれ、最初に付けるのはETC車載器でしょ!と言う事で今回は、、、
自分で購入した社外品のETC車載器を
自分で取り付けて行こうと思います。
ETCって買って付けるだけじゃダメなので、自分で購入したらどんなことしないといけないのかとか、あと実は今回紹介する製品、社外品なのにマツダ純正ナビ「マツコネ2」と連動出来たりするので、その辺も含めて色々と内容モリモリで紹介していきます!
購入とセットアップ
改めました今回紹介する商品は下記のものとなります。
この車載器自体はAmazonとか楽天とかネットで普通に買うことが出来るのですが、
ETCって買って付けただけじゃ使えないって知ってました?
自分でETC付けようという人も少ないと思うので知らない方も多いかと思いますが、ETC車載器の中には取り付ける車の車両情報を登録する必要があります。
これを「セットアップ」って言うのですが、ETCゲートはETC車載器の中の車両情報を読み取って、普通車なのか大型車なのかとか、色々判断出来るようになってるんですね。
で、そのセットアップなんですが個人でやることは出来ず、セットアップ登録店に申し込まないといけません。
セットアップ登録店は、ディーラーだったりカー用品店だったり、もうあちこちにあるので困ることはないと思いますが、ETC車載器を持ち込んでセットアップだけお願いしても、セットアップ料金として3000円~5000円ぐらい必要になります。
セットアップに必要なものは下記の通り。
- ETC車載器
- 車検証
- 本人確認できる免許証
取り付ける車両自体は必要ありません。
で、新車に自分でETC付けるのに困るのが車検証ね。
車検証って納車の1週間前ぐらいにならないと貰えないので、結構事前に準備しておくのが難しいんですよね。
実際今回も、、、
- (6月18日)1週間前に車検証をディーラーより入手
- (6月18日)ネット注文して車載器を購入
- (6月19日)購入したお店でセットアップを依頼(購入後に案内が来る)
- (6月20日)セットアップに必要な委託書等の書類をお店に郵送
- (6月22日)お店から書類受領&セットアップ開始の案内が来る
- (6月23日)納車日
- (6月24日)セットアップ済みの車載器が届く
と言う感じで、実際に手元にセットアップ済みETC車載器届いたのは、納車日の翌日になってしまいました。
カー用品等の実店舗で買えば、その場で買ってその場でセットアップまで出来るので、すぐ手に入れることが出来ますが、、、
ネット注文の方が遥かに安いです。
ちなみにうちはノジマオンラインというところで買って、車載器が14,162円+セットアップ料金が2,700円だったので、セットアップ料金込々でほぼ最安値で手に入れることが出来ました。
開封~商品構成紹介
箱の中の同梱物は下記の通り。
パッケージにも書かれてますが、この製品はナビゲーション接続専用モデルとなっています。なので普通のカー用品店だと買えないかもですね。
ETC車載器本体。表面がヌルテカのボディになっていて、なんか高級感があります。
ETCアンテナは貼付け面角度が決まっていて、フロントガラスに貼るタイプ。
ケーブル長は長めの3.5メートルとなっています。
電源コード。こちらも長めの3.5メートル。
ケーブルは常時電源、ACC電源、アースと3分岐されており、電源線にはギボシ端子が、アースにはクワガタ端子がそれぞれ装着されていました。
車両からはヒューズボックスから電源を取るためギボシ端子に下記の様な別売りのヒューズ電源が必要となります。
そしてこの製品の特長となるナビゲーション接続コード。こちらは3メートル。
ETC車載器本体への各ケーブルの接続は下記の通りです。
他には無いこの製品の特長としてナビゲーション接続コードがある事ですね。
通常のETC車載器は電源とETCアンテナだけのシンプルなものが大半です。
ETC車載器を自分で取り付け
では、いよいよ車に取り付けていきましょう。
取り付けるのはマツダのCX-8。2023年式になります。
電源を取るヒューズボックスは助手席足元部分のカバーを外すと現れます。
必要な電源は2つ。常時電源とACC電源をヒューズボックスから確保します。
まずは常時電源の方から。車のマニュアルにヒューズボックスの説明が書かれているので、これを参考に3番(R.OURLET3)から取ることにしました。
ここが本当に常時電源なのか検電テスターを使って確認します。
エンジンを掛けずに検電テスターで確認したところ、ピーという甲高いアラーム音と共にランプが赤く点灯し、常時電源であることが確認出来ました。
ヒューズには+/-端子の位置が決まっているので、通電する+端子が左右のどちらなのか検電テスターを使って調べておきます。ここでは写真左側が通電したので+端子は左側となります。
ヒューズ電源は+側の方からケーブルが出ているので、左側にケーブルが来るようにプスりと差し込めばOK。
続いてACC電源となりますが、こちらは14番(R.OUTLET2)から取りました。
既に電源ソケットを保護するためのヒューズが刺さっていたので、そういう場合は元のヒューズを引っこ抜いて、ヒューズ電源に置き換えればOKです。
常時電源と同じ様にここが本当にACC電源なのか検電テスターで確認します。
まずはエンジンが掛かってない状態で検電テストが反応しないか確認し、続いてエンジンを掛けた状態で反応するかを確認。エンジンが掛かった状態でないと反応しなかったのでACC電源である事が確認出来ました。
残りのアース線は金属部分ならどこに付けても良いのですが、ヒューズボックス付近にアースを接続するためのボルトが用意されているので、それを10㎜のラチェットレンチで緩めて、緩まった隙間にクワガタ端子を挟み込むように取り付けます。
これで一通りの電源は確保できたので、この時点で通電することが出来るか動作確認します。
ETC車載器にヒューズボックスに繋げた電源コードとETCアンテナを取り付けて、エンジンを掛けてみた所、無事電源ランプが青く点灯して問題なく通電されている事が確認出来ました。
そのままETCカードを差し込んだところ、こちらもETCランプが青く点灯したので、カードが正しく認識されたことも確認出来ました。
ここまで動作問題無いようです。
ナビゲーション連動コードの接続
問題はここからですよ。
まずマツダの純正ナビとなるマツコネ本体を取り出さないといけません。
新車なのに本当は色々分解したくないんですよねぇ😅
でも、ここは大胆に行くしかない。
まずはグローブボックス開けて、エンジンスイッチが付いてるパネルを外していきます。
ツメで止まっているだけなので引っ張って抜くだけですね。
エンジンスイッチはカプラーでケーブルが繋がっているので、カプラーを外してパネルを完全に取っちゃいます。
続いて上段部分。エアコン吹出口やハザードスイッチが付いてるパネルも取り外します。
右側がインパネにくっ付いてて外しにくいですが、ここは強引に行くしかない。
バキャ!と、嫌な音がしたけど、、、大丈夫だったみたい。ヒヤッとしますね。
こちらもハザードスイッチがカプラーでケーブルが繋がっているので、カプラーを外してこのパネルも完全に取っちゃいます。
パネルを外すとマツコネ本体が固定されている10mのボルト2本と、プラスねじ2本があるので、これをそれぞれラチェットレンチとプラスドライバーを使って外します。
あとはモニターごと手前に引っこ抜いて外すだけなのですが、何か周りを傷付けちゃいそうなので、
養生マット敷いて保護しておきました。
マツコネ本体の裏にはなにやら沢山のケーブルが繋がっていますが、それぞれケーブル側とマツコネ本体側の端子の色が茶色や青などで色分けされているので、元に戻すときに迷うような事はありませんでした。
で、外してまいりました。
ナビゲーション接続コードを繋げるのは下記写真のコネクターですね。
実はこのナビゲーション接続コード、端子の形状が微妙にマツコネ本体のコネクターと形状が合っておらず、端子部分をニッパーなどで削って差し込めるように加工する必要があります。
ニッパーでコード側端子の出っ張りをちょっとずつ削って→差し込めるか確認して→ニッパーで削って・・・の繰り返し。
最終的には下記写真まで削り、マツコネ側のコネクターも両側のツメ部分を削っちゃいました。
ここまで削って何とかマツコネ本体に差し込むことが出来ました。手術は成功です。
これで全てのケーブルの準備が出来たので、マツコネに繋げたナビゲーション接続コードをETC車載器にも繋げ動作確認を行います。
では、エンジンスタート!
まずはマツコネが問題なく起動したことに一安心。
続いてマツコネがETCに認識されているか確認します。
ナビ画面から「メニュー」→「ナビ情報」→「ETC」→「登録情報」と辿っていくと、ETCの車載器から読み取られた情報が表示出来るのですが、ちゃんと車載器の型式に「CY-ET2010D」と表示されており、マツコネ上からETC車載器が認識されていることが確認出来ました!
ナビゲーション接続コードの加工など苦労しましたが、無事接続できてホッとしました。
最後の取り付け仕上げ
一通り動作確認が取れたので、あとは綺麗に配線してETC車載器を固定するだけとなります。
まずはETCアンテナの位置決めですが、中央寄り運転席側に貼ることにしました。
凡その貼り付け位置を決めたら、ケーブルを少し余裕を持たせておきながら、フロントガラスとルーフの隙間にケーブルを押し込んでいきます。
続いて天井から足元にケーブルを通すため、助手席ドアのウェザーストリップを外します。
Aピラーの上部を少しだけ外し、ウェザーストリップの隙間の方に通します。
ウェザーストリップ外した隙間にケーブルを這わせて足元の方まで下ろし、グローブボックスの裏側にケーブルを通しておきます。
ETCアンテナケーブルの配線が出来たので、ETCアンテナを両面テープで貼り付けます。
貼り付け箇所は予めシリコンオフ等を使って脱脂しておきましょう。
↓こんな感じで貼り付けました。
黒い粒々の上に貼り付けると外から見た時にETCアンテナが目立たなくてGoodです。
続いてETC車載器の取り付けですが、定番のグローブボックスの中にしました。
うちのCX-8 Black Tone Editionと言うグレードは、グローブボックス内が起毛仕上げになっていないので、取付ブラケットを使わなくてもETC車載器を直接グローブボックスに貼り付けることが出来ました。
最後は配線を綺麗に仕上げれば完了です。
ナビゲーション接続コード、ETCアンテナと電源コードをそれぞれ適切な長さで束ねます。
ETCアンテナは直径10cmぐらいの円形にしてまとめるようにと注意書きがありました。
グローブボックス内はコードクランパー使ってケーブルを綺麗に這わせて仕上げました。
ちょっとケーブルが多くて見栄え悪いけど、グローブボックスの中は暗いし、物を入れちゃえば全然気になりません。
エンジンを掛けて最後の動作確認。
ETCアンテナが青く点灯して正常に動作していることが確認出来ました。
いやぁ、ここまで3時間の作業。何とか無事終了です。
取り付けたETCの動作確認
では最後に、実際にETCゲートを使って通過出来るか確認しましょう。
自分でETC取り付けるとここが一番緊張するシーンですが、まぁ別にETCゲート開かなくても怒られことないし、気楽にいきましょう。
とは言え他の車の迷惑になるので、ETCと一般が兼用になってるゲートを使って確認です。
で、試した結果は、、、
無事ゲートオープン!ヤッターーー!
でも、入る時に何も音が鳴らず、スッとゲートが開くだけなんだよね。
事前に認識されたかどうか分からないので何か怖いなぁ。
出る時も無音、、、と思ったらゲート通過後暫くして、マツコネから利用料金のアナウンスがされました。(画面下にも利用料金が表示されました)
無音なのが気になりますが、ちゃんとETC使えたし、ナビゲーション連動も上手く行ったので良しとしましょう。
まとめ
と言う訳で今回は社外ETC車載器を自分で取り付けて、純正ナビに連動させるという内容でしたが、如何だったでしょうか?
ひとまず無事に取り付けられて一安心です。これで高速道路も気兼ねなく使えますねぇ。
で、やっぱり気になるのが、ETCゲートをくぐる時に無音だというところね。
ゲートが閉まっている時は、ゲートが開けば、ああちゃんと認識してるなぁと分かりますが、たまにあるゲート開きっ放しの場合、認識されてるのかどうか全く分からず不安になるんですよね。
ただ注意して見れば、ゲート横の電光表示で「通行可」と表示されるので、そこで認識されてるかどうかは確認出来ます。
だけど、出来れば何かアナウンスされるなり、チャイムが鳴るなり反応して欲しいかったですね。慣れの問題かしら?
純正のETC付けても同じなのかな?
ちょっと気になるのでコメントで教えてもらえると嬉しいです。
では、また!
▼今回紹介した製品はこちら!
▼動画もあります。是非ご覧ください!
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