駐車中の車に安心安全を!新しい必需品ドラレコ専用バッテリー|iKeep iCELL-B12A レビュー

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ども、モリーです。

最近のドラレコは駐車監視機能が付いていて、駐車中も監視してくれるので安心ですが、でもそれって、エンジン掛けてないのにずっと電力使い続けてるってことなんですよね。

つまり、ずっと車両バッテリーを消費している状態なんです。

まぁ、消費していると言っても微々たるものだと思いますが、それにしても前使ってたバッテリーが3年程度で寿命が来てしまったので、やっぱり駐車監視機能ってちょっと怖いんですよね。

そこで、ドラレコ専用の外付けバッテリーの登場です!

まさに駐車監視機能で車両バッテリーを消耗させない為の商品で、上写真のiCELLという商品はこの手のジャンルとしては超有名な商品になります。

今回はこちらサンプル品をご提供頂いたいので、この製品がどのようなものなのかというのと、車両への取り付け方法について紹介していきたいと思います。

では、行ってみましょー!

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今回紹介する商品はこれだ!

改めまして今回紹介する商品は、iKeepのiCELL-B12Aというドラレコ専用の駐車監視補助バッテリーとなります。

耐熱性・耐衝撃性・長寿性に優れた、リン酸リチウムバッテリー搭載で、下記の様な特徴があります。

  • 大容量153Wh!
  • 急速充電約100分!
  • 連続駐車監視最大70時間!
  • ほぼ全てのドライブレコーダーに対応!

容量別に76.8WhのB6Aと、153.6WhのB12Aと2種類があり、今回紹介するのは容量の大きなB12Aの方となります。

容量別に2種類のパッケージが存在する

パッケージ内容は下記の通りです。

内容物一覧(ドラレコ本体)
  • 製品本体
  • 出力電源ケーブル
  • 入力電源ケーブル
  • 低背ヒューズケーブル
  • 取扱説明書

今回サンプル品ということで内容物が少ないのですが、実際の商品には上記以外にも、下記のものが含まれています。

  • 本体固定用マジックテープ
  • ミニ平型ヒューズケーブル
  • 平型ヒューズケーブル

本体外観と製品仕様紹介

では、本体外観をチェックしながら製品仕様を見ていきましょう。

まずは本体外観ですが、ゴールドですね、ゴールドの筐体。
サラッとしていて気持ち良い質感。

放熱性に優れたアルミボディ採用ということで、ひんやりしています。

そして、ずっしり重い。
こちらバッテリー容量が大きい方になりますが、重量が約1.9kgとなっています。

インターフェース類は前面のパネルに集約されていて、下写真左から、インフォメーションディスプレイ、拡張バッテリーを接続するためのポート、ドラレコへ電力を供給するための出力ポート、電源スイッチ、車両から給電を受けるための入力ポートが並んでいます。

本体前面)左からインフォメーションディスプレイ、補助バッテリーポート、出力ポート、電源スイッチ、入力ポート

電源スイッチはOffで充電・給電オフ、Onで充電・給電オン+イルミネーションオン、真ん中にすると充電・給電はオンだけどイルミネーションをオフになります。

イルミネーションをオンにした時のイメージ

インフォメーションディスプレイは充電や給電の情報が表示されるようになっています。
何も繋がっていない状態だと、バッテリー残量とバッテリー電圧が表示され、下写真では電圧13Vと表示されているのでバッテリー状態が正常なのが分かります。

インフォメーションディスプレイ

入力電源ケーブルには常時電源線にギボシ端子が、アース線は丸型端子が付いてました。

入力用電源ケーブル

出力電源ケーブルは常時電源線とACC電源線、そしてアース線の3芯になっていて、元々端子は何も付いてない状態でしたが、自分でギボシ端子を付けておきました。

出力電源ケーブル

ヒューズケーブルには20Aのヒューズが付いていて、ヒューズボックスから外したヒューズを取り付けるスペースもあります。

ヒューズケーブル

卓上で動作確認

ではまず卓上で動作確認しながら取り付けのイメージを説明していきましょう。

取り付けイメージ

本体右側(上図入力側)に接続しているのが、このバッテリーを充電するための入力電源ケーブル。
常時電源線(赤い線)にヒューズケーブルを繋げて、車両のヒューズボックスから電源を取るのですが、15A以上の常時電源のヒューズに繋げる必要があります。

ここである疑問が・・・

「常時電源に繋げちゃうと、エンジン切ってもずっと充電しちゃって、結局車両バッテリー消耗しちゃうんじゃないの?」

って不安になりますが、そこはちゃんとエンジン掛かった状態じゃないと充電しない仕組みが用意されているのでご安心下さい。(仕組みについては後ほどご説明)

入力電源ケーブルのアース線(黒い線)は車両の金属部分に繋げまればOK。

そして、本体中央(上図出力側)に接続しているのがドラレコに電力を供給するための出力電源ケーブル。
ドラレコ側の常時電源、ACC電源、アースにそれぞれ繋げますが、注意点としてドラレコ側のアースは車両の金属部分ではなく、ちゃんとこの出力電源ケーブルに繋げるってところですね。

で、ここでちょっとややこしいのは、出力電源ケーブルのACC電源線は分岐させて、車両ヒューズのACC電源に繋げる必要があります。

出力電源ケーブルのACC電源線は分岐が必要

先ほどエンジン掛かった状態じゃないと充電しない仕組みがあると書きましたが、このACC電源線を分岐して車両側のACC電源に繋げる事で、エンジンが掛かった状態なのか切れている状態なのか判断しているんですね。

と言う訳で出力電源ケーブルのACC電源を繋げないと充電されないので注意しましょう。

では通電してみて、簡単に動作確認してみましょう。
まずは入力電源ケーブルだけ繋げて給電した状態で、本当に充電されないかどうか確認。

出力電源ケーブルのACC電源は繋げないで確認

すると下写真の通り[OFF]と表示され、充電されていないことが分かります。
つまり、エンジンを切った状態だと充電されないので、車両バッテリーへの負担が掛からない事が確認出来ました。

充電マークはOFFとなっている

続いてエンジンを掛けた状態を想定してACC電源も接続して給電してみました。
すると下写真の通り充電マークが[ON]に変わり、バッテリー残量も点滅してiCELLが充電状態になったことが確認出来ました。

充電マークが[ON]になりバッテリー残量が点滅し始めた

これで想定通りの動作が確認出来たので、実際に車両に取り付けていきましょう。

車両へのセッティング

今回iCELLを取り付ける車両は、販売終了で最終モデルとなってしまった2023年式のマツダCX-8になります。

iCELLを取り付けるマツダCX-8

まずは助手席足元のヒューズボックスから電源を取っていきましょう。
下写真にあるパネルを外します。このパネルの中にヒューズボックスがあります。

ヒューズボックス部分のパネルを外す

電源を取るヒューズですが、既にドラレコの電源を取っている3番の常時電源、14番のACC電源にそれぞれ繋げました。

ヒューズボックスに接続

電流の極性があるので+側がヒューズケーブルの先端側になるよう差し込みます。
CX-8の3番ヒューズに差す場合は上写真の向きになります。

そしてアースは車両の金属部分、上写真だと手の上にある金属ボルトに繋げます。
丸型端子なので、ボルトを完全に取らないといけないですね。

この時忘れずにドラレコのアース線を金属ボルトから外して、代わりにiCELLの出力電源ケーブルに繋げ直しておきましょう。

iCELLのACC電源は車両ヒューズに繋げるのと、ドラレコのACC電源線に繋げる必要があるので、下写真の様に二股ケーブルで分岐させました。

ACC電源は二股分岐ケーブルで分岐

この分岐ケーブルを使って車両のACC電源とドラレコのACC電源に繋げ、最後にドラレコの常時電源線を繋げれば、入力電源ケーブルと出力電源ケーブルの準備は完了です。

ではiCELL側に入力電源ケーブルと出力電源ケーブル、それぞれ繋げていきましょう。

準備が整ったらiCELLにケーブルを接続

それぞれ接続したらiCELLの電源スイッチをON!
VCCが12.4と出ているので車両からiCELL側に電気が流れてきていますが、車のエンジンは掛かっていないので充電マークは[OFF]のままになっています。

エンジンが掛かっていないので充電されていない

ではエンジン掛けてみましょう。エンジンスタート!

エンジン掛けてもすぐには充電は始まらないのですが、数秒程経つと下写真の通り充電マークが[ON]になって充電を開始しました。

エンジンを掛けると充電が開始された

iCELLの充電動作はばっちりですね。もちろんドラレコも問題なく起動しました。

エンジンを切るとすぐさまiCELLの充電がOFFに切り替わり、ドラレコも駐車監視モードに切り替わりました。

ここでドラレコへ衝撃を与えて、駐車監視機能が有効になっているか確認してみます。
エンジンを切った状態でドラレコを叩いて衝撃を与えてみました。

そしてドラレコの駐車監視のファイルを見てみると、下写真の通りちゃんと記録されていることが確認出来ました。

ドラレコの駐車監視機能が有効であることを確認

最後にドラレコの設定を変えておきましょう。
駐車監視機能の低電圧ブロックは、ドラレコへの供給電圧が設定した値を下回ったら駐車監視機能をオフにするという設定ですが、これはもう専用バッテリーを搭載したので、ギリギリまで下の値で設定しちゃいましょう。

ドラレコの駐車監視機能の設定を見直し

そして駐車衝撃感度も一番高くして、何かあればすぐに記録してもらう様にしましょう。
もし車両バッテリーのままだったらビビッて低感度にしちゃうところですが、これも専用バッテリーを積んだ恩恵ですね。

これで一通りのセッティングが完了しましたので、iCELLを綺麗に設置して仕上げます。

iCELLを綺麗に設置する

iCELLの設置場所は助手席の下の隙間にしました。

設置場所は助手席下の隙間

配線は下写真の床部分に穴があるので、ここに通していきます。

助手席下の床穴に配線を通す

車両ヒューズボックスから助手席下までの配線はスカッフプレートの中を通していきますが、ケーブルを通すために、下写真のクリップを外してフロア材の下の隙間を確保します。

スカッフプレート内のクリップを外す

クリップは、エーモンのカークリップはずしで外しました。

クリップを外すと下写真の通り、フロア材の隙間を開くことが出来るので、ケーブルを配線ガイドに巻き付けて、助手席下の方に通していきます。

フロア材の隙間から助手席下へ配線

床下の溝に沿って、意外と簡単に通すことが出来ました。

配線ガイドを使って床下まで配線出来た

余ったケーブルも全部助手席足元に引っ張り込んで束ねておきました。

余ったケーブルも引っ張り込み束ねておく

一通りの設置が出来たら、最後にiCELLの電源を入れて動作確認。
問題無く動作しています。

これで車両への設置も完了です。

まとめ

と言う訳で今回はドラレコ専用のバッテリーiCELL B12Aのレビューをお届けしましたが、如何だったでしょうか?

駐車中の車が心配だから駐車監視機能使いたいけど、バッテリーの消耗が気になるなぁと悩まれている方、結構多いのではないでしょうか?

まさに自分自身がそう悩んでいて、うちの駐車場は機械式駐車場なので、パレットが動いて車両が揺れると頻繁に衝撃検知されるんじゃないかと思って、なかなか駐車監視機能って使いづらいところがあったのですが、もう今後はiCELLのお陰で安心して駐車監視機能使えるようになりました。

機械式駐車場で駐車監視機能をONにしても安心

バッテリーを保護する「安心」と、駐車監視機能による「安全」を両立するこの製品、車を「安心」「安全」に使うための新しい必需品として、導入を検討されては如何でしょうか?

自分で取り付ける自信が無いという方でも大丈夫!
製品ホームページには全国の取付け協力店舗がたくさん紹介されているので、そちらを参考にお店に相談してみて下さい。

では、また!

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