【AUTO-VOX T9レビュー】意外にあり?ミラー型バックカメラモニターという選択肢

自動車/Cars
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ども、モリーです!

今回紹介する製品は純正ルームミラー交換型のものなのですが、ドラレコではなく「バックカメラモニター」として売り出されているものになります。

この製品、どういったもので、どの様な人にニーズがあるのか、解析しながら製品レビューしていこうと思います。

バックカメラモニターとは

バックカメラモニターとは、バックカメラとそれを表示するためのモニターがセットになったもので、後方視界の悪いトラック等によく取り付けられています。

写真:一般的なバックカメラモニター

リアに入れるとリアカメラの映像が映し出され駐車ガイドラインが表示されたりします。

最近の車であれば、ナビにバックカメラモニター機能が搭載されているものがありますが、後付けする場合、ダッシュボードの上にモニターを置くスタイルが多く、使用用途的に解像度も480P~720Pとそれほど高くないものが主流です。

そんな中、今回紹介する製品(▼下リンク)は、純正ミラー交換型のモニターで、カメラの解像度も1080Pと高いのが特徴です。

この製品はバックカメラ映像を常にルームミラー(モニター)に表示することが出来るので、「デジタルインナーミラー」として売り出しても良いと思うのですが、AUTO-VOXはバックカメラモニター製品を豊富に扱っているブランドなので、バックカメラ―モニター製品のラインナップとして取り扱いたかったのでしょうね。バックカメラモニターへのこだわりを感じます。

AUTO-VOX T9 開封~内容物確認

▼パッケージはこんな感じ。AUTO-VOX定番のパッケージですね。

▼内容物は下記の通りです。

内容物一覧
  1. バックカメラモニター本体
  2. 取扱説明書
  3. 電源ケーブル(2.66m)
  4. 電源用低背ヒューズ
  5. リアカメラ
  6. リアカメラ取付ブラケット
  7. リアカメラ映像ケーブル(6m)ケーブル
  8. ルームミラー取付アダプター

この製品は見た目上、同社のV5 Proというドラレコにそっくりなのですが、V5 Proと比べるとリアカメラ取付ブラケットと、ルームミラー取付アダプターの種類が増えており、様々な車種に取り付けられるようになっています。

また、T9はドラレコとして売られている訳ではないため、GPSアンテナやMicroSDカードは付属していません。

AUTO-VOX T9 本体確認

▼本体表面。モニターサイズは9.35インチと大きすぎず小さすぎず絶妙です。

スイッチ類は一切なく、ルームミラー交換型なのでゴムバンドを引っ掛けるためのフック等もありません。もう本当に「ルームミラーのまま」と言った感じで、シンプルなデザインは好感が持てます。

▼本体裏面。ドラレコであればフロントカメラが付いている位置に自動輝度調整のセンサーが付いていました。

▼本体底面の蓋を開けると、USBコネクタと電源ボタンとMicroSDスロットがあります。

USBコネクタはメンテナンス用とのみ説明されており普段使うことは無いようです。
そして、その隣にある丸い突起が電源スイッチですが、こちらもエンジン掛ければ自動的に起動されるので普段使うことは無いですね。
そして、電源スイッチに隣にはMicroSDカードのスロットが用意されています。

ん?

そうなんです、バックカメラモニターとして売り出されているT9ですが、MicroSDカードを挿せばリア用のドラレコとしても機能します。

先ほどはドラレコではないのでGPSアンテナが付いていないと書きましたが、オプションとしてGPSアンテナも販売されており、GPSアンテナを付けることで走行速度や経路情報も記録することが出来ます。つまり、普通にドラレコとして使えるということです。

▼オプションで用意されているGPSアンテナ。

V5 ProとT9の違い

と言う訳で物理的に言えばT9は、V5 Proの廉価版という位置づけになります。

▼見た目上のV5 ProとT9の違いはフロントカメラが有るか/無いかだけです。

写真:T9(左上)とV5 Pro(右下)

そうなると、V5 Proの方がフロントカメラも付いているし、T9なんていらくない?ってなりそうですが、T9にもちゃんとメリットがあります。

T9のメリット①:価格が安い

T9はバックカメラモニターという扱いのため付属品がドラレコより少なく、またフロントカメラも無いため価格がV5 Proよりも1万円ほど安く販売されています。

まぁ、それでもバックカメラモニターとしてはかなり高い部類ですが、純正ミラー交換型の高品質なドラレコとして見ると安いです。

T9のメリット②:フロントのドラレコを自由に選べる

フロントカメラが付いてないということは、逆に言えばフロントのドラレコを自由に選べるということになります。

V5 Proはフロントカメラも搭載されてスッキリ取り付けられるというメリットがあるのですが、いくら運転席側にカメラが配置された日本車仕様とは言え、うちの車(マツダCX-8)の場合、どうしてもセーフティセンサーが映り込んでしまいます。

写真:V5 Proのフロントカメラの映像。左側に大きくセーフティセンサーが映り込んでいる。

これがT9であれば、フロントのドラレコは自由に設置出来るので、この映り込みの問題も解消。
コスト的にもT9+フロント用ドラレコの双方を購入してもV5 Proより安く揃えることが出来ます。

セーフティセンサーの映り込みはずっと悩まされていて、もう諦めかけていたのですが、このメリットはかなり大きなアドバンテージ。

個人的にT9って結構理想に近い製品なんじゃないかと感じてきました。

卓上で動作確認

▼各種配線と電源を繋げて卓上で動作確認。

電源ケーブルがACC電源と常時電源の双方に繋げるようになっていましたが、駐車監視機能は付いていないのに何のために常時電源に繋げるのか?
V5 Proと部品共通化してコストカットしているだけなのかな?

電源を入れると起動も早く、あっけなくリアカメラの映像が表示されました。

▼ここで気づいたのですが、V5 ProとT9ではリアカメラの形状が違いました。

写真:T9(左側)のカメラとV5 Proのカメラ(右側)

V5 Proのリアカメラだと日陰などの暗い部分が黒潰れしたりしていたので、T9のリアカメラが改善されているかどうか楽しみですね。

▼設定項目は基本的にV5 Proと同じですが、衝撃検知や駐車監視機能が省かれている分、設定項目も少なめです。

取付後の動作確認

▼サクッと車両に取り付けし、無事起動しました。

取付方法はV5 Proと全く同じだったので今回は説明を割愛します。
▼取付についてはこちらの記事を参照ください。

▼T9で新しく追加されたリアカメラの取付ブラケットを使ってみたのですが、何かミョーンと伸びて不格好だったので使うのやめました。

▼代わりに付けた台座の部分はマグネットになっていて、金属板をリアガラスに貼り付けて取り付けました。こうすると簡単にリアカメラの向きが調整出来るので、結構おススメです。

▼起動して最初に感じた印象は、何か表示が暗いなぁでした。

輝度設定を確認したところ、一番暗い設定になっていました。
自動輝度調整をやめて手動で輝度を明るくしたところ視認性が改善。

▼どうやら自動輝度調整用のセンサーが、上手く機能しないようです。

CX-8の場合、セーフティセンサーがあって、結構奥まった位置にルームミラーがあるので、車種によっては上手く光が取り込めないのかもしれませんね。

▼地デジは綺麗に表示されたので地デジ対策は大丈夫なようです。

▼リバース連動線も繋げたので、バックに入れると映像が切り替わります。

駐車ガイドラインは自分で調整することも可能です。

走行時の動作確認

日中帯での動作確認

走行してみて気づいたのですが、モニターの解像度が上がったように感じました。
T9も、V5 Proもモニター解像度の仕様は公開されていないので詳細は不明ですが、目で見た感じは明らかにV5 Proより解像度が上がって高精細に映し出されている感じがします。

また、V5 Proでは日中でも日陰などの暗い個所や、夕暮れ時など明暗の強弱が強いシーンで、黒潰れしてしまう程暗所に弱い感じでしたが、T9では改善されて日陰部分もしっかり描写されており、暗所に強くなった感じがします。

逆に言うとV5 Proはメリハリがあってパキッとした画質だったのに対し、T9は派手さは無いものの忠実な色再現をしている印象でした。

▼ただ、走行していても自動輝度設定は一番暗いまま動きません。

CX-8の場合は自動輝度調整は諦めて、手動で固定するしかなさそうです。

▼画面長押しでアクセサリーモードに切り替わます。

アクセサリーモードでは速度と方位が確認出来ますが、これはオプションのGPSアンテナが必要になります。

▼もう一度画面長押しで画面表示を消すことが出来ます。

写真では真っ暗ですが、通常のミラーのように後方を確認することが出来ます。
V5 Proより視認性が良くなった感じがしますが、本物のミラーのようには見えません。
プラスチックに反射した程度の感じです。

夜間帯の動作確認

夜間帯での視認性も向上しており、自然な感じで綺麗に見えます。
ただ、後続車のヘッドライトの照射が白飛びしてしまいます。
暗所向けに調整している反動でしょうね。

録画ファイルの確認

録画ファイルの仕様は下記の通りです。

解像度1920×1080 FHD
画角140度
フレームレート25fps
録画フォーマットQuickTime(H.264)形式(拡張子.mov)

日中帯の録画ファイル

モニターで見た感じのまま忠実な色再現といったイメージです。
画角も140度と超広角ではないので、魚眼のような極端な湾曲にはなっていません。
逆光になると、やや明るさを抑える傾向にあり、特に曇りの日の逆光などは全体的に暗めに録画されていましたが、それ以外では概ね満足いく画質です。

夜間帯の録画ファイル

夜間帯では、やはり後続車のヘッドライトが白飛びしてしまうのですが、近づいてくると白飛びが抑えられ、ナンバープレートの内容も確認出来ました。これなら問題ないですね!

そして、夜間帯の映像も綺麗です。
今まで使ってきたドラレコだと、どうしても暗い場所では粒子のようなノイズが入るのですが、T9の場合は、そのノイズがあまり感じられません。これは素晴らしい!

まとめ

と言う訳で、今回はAUTO-VOX T9のレビューでしたが、如何だったでしょうか?

実際に使ってみて、もう一つT9のメリットを見つけたのですが、それは「ルームミラーのように自由に角度調整できる」という点です。

▼V5 Proの場合、フロントカメラが少しは動くようになっているものの、ミラーの角度を変えてしまうと録画する範囲に影響が出るので、どうしても角度調整に制限がありました。

それがT9の場合、フロントカメラの呪縛が無いために自由に動かせます。
何も気にせずミラーを動かせるというのは意外に大きなメリットです。

と言う訳で、自動輝度調整だけ残念でしたが、それ以外のところではあらゆる面で高評価で、個人的にかなり満足な製品です。

暫くはこのT9をリア用のドラレコとして使っていこうと思うのですが、そうなるとフロントはどうする?って話ですが・・・

▼実はもう入手済みです!

近いうちにこちらの製品のレビューも書く予定なのでお楽しみに!

▼今回紹介した製品はこちら!

▼動画もあります。是非ご覧ください!

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