外も車内も死角無し!世界初の全方位720度ミラー型ドラレコ【AKEEYO AKY-V720S レビュー】

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ども、モリーです!

今回はミラー型ドラレコのレビューなんですが、なんと720度全方位で撮影出来るということで、左右水平の360度にプラスして、上下垂直の360度撮影が出来るドラレコとなっております。

今までも360度撮影が出来るドラレコってありましたが、720度ってすごいですよね。

いやぁ、発想がすごい。

これなら、あらゆる危険なシーンを漏らさず撮影出来ると思うので、一体どんな映像が撮れるのか、レビューしながら確認していきたいと思います!

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パッケージ開封

改めまして今回する商品はAKEEYOのAKY-V720Sというミラー型ドラレコとなります。

AKY-V720Sのパッケージ

GREEN FUNDINGというクラウドファンディングで先行販売されていましてが、現在では公式サイトやAmazon等からも購入可能となっています。

同梱物は下記の通りです。

AKY-V720Sのパッケージ
内容物一覧
  1. ドライブレコーダー本体(32GB MicroSDカード付属)
  2. リアカメラ、リアカメラ映像ケーブル
  3. GPSアンテナユニット
  4. シガーアダプター
  5. 取付ゴムバンド2種類
  6. リアカメラ取付ステー
  7. 内張り剥がし用工具
  8. 取扱説明書

フロントカメラが本体に付いているので、同梱物は割とシンプルな構成となっています。

本体外観チェック

それでは、ドライブレコーダー本体から外観チェックしていきましょう!

本体正面のモニターは11.26インチサイズとなっており、他のドラレコよりも少し縦幅がある印象で、狭額仕様になっているので本体全部が画面という感じです。

本体正面

モニター下には車内撮影用のカメラがあり360度撮影可能となっており、上下にスライドして動かすことが出来ます。

カメラユニットは上下にスライド可能

本体裏面にはスピーカーとミラー取付用のゴムフック、そして下部にはフロントカメラがあり、こちらも360度撮影可能。
車内カメラとフロントカメラは背中合わせで配置されており、車内カメラの360度とフロントカメラの360度合わせて全方位720度撮影となります。

本体裏面

本体天面、初めてみた時の印象は「分厚い」でした。通常のミラー型ドラレコに比べて1.5~2倍ぐらい厚い印象。720度撮影の負荷に耐えられるよう高速なCPUを搭載し放熱対策していると言ったところでしょうか。

MicroSDカードスロットとリセットボタン(小さな穴)、そして各種接続用のケーブルが1本だけ直結されています。

本体天面

本体に直結されているケーブルは1本に束ねられており、USBコネクター等もないので、設置した際に配線がスッキリした印象になりますが、ケーブル径がかなり太く取り回しは悪いです。

ケーブルは、電源ケーブル、GPSユニット、リアカメラ映像の3本の接続ポートに分岐され、全てのユニットを繋げる形となります。

本体直結ケーブルは3本の接続ポートに分岐

本体底面には電源ボタン(短く押すと画面のオン/オフ、長押しで電源オン/オフ)があるのと、ゴム足のところに音声収録のためのマイクがあります。

本体底面

我が家のマツダCX-8の純正ミラーに取り付けてみたところ、縦幅も横幅も余裕があり、サイズが大きな純正ミラーでも、はみ出すことはありませんでした。

純正ミラーへの取り付け

リアカメラはよく見る汎用的なもので、IP67の防水仕様になっており、車内にも車外にも取り付けることが可能です。

リアカメラ

卓上で機能確認

車に取り付ける前に、卓上で通電させて機能確認をしてみましょう。

起動するとまず3分割された画面構成になっていました。左からフロントカメラ、車内カメラ、バックカメラの映像が同時に表示されます。画面インターフェイスも独特のものです。

起動した際の画面状態

表示方法は下記の5種類から選択可能です。

❶フロントカメラ/車内カメラ/リアカメラの3カメラ同時表示
※フロントカメラ、車内カメラはイメージセンサー通り丸く表示される
❷フロントカメラ/車内カメラ/リアカメラの3カメラ同時表示(拡張表示)
※フロントカメラ、車内カメラは画面に合わせ四角く拡張表示される
❸フロントカメラ/リアカメラの2カメラ同時表示
❹車内カメラ/リアカメラの2カメラ同時表示
❺リアカメラのみ表示

画面をタップするとホームアイコンが表示されます。
ホームアイコンの各機能は下記の通り。

ホームアイコンの機能
  1. 静止画撮影
  2. 録画中:ロック/録画停止中:再生
  3. 設定メニュー呼出し
  4. 録画開始/停止
  5. 表示モード切替
  6. 録音開始/停止

録画を停止すると再生ボタンが表れ、常時録画ファイル、イベント(衝撃検知)録画ファイル、駐車録画ファイル、静止画ファイルの再生が選択可能です。

再生メニュー

設定項目は一般的なミラー型ドラレコのものと同じでした。

設定メニュー

取り付けて動作確認

一通り機能確認が出来たので、実際に車両に取り付て動作確認していきましょう。

取り付けるのはマツダのCX-8になります。

我が家のマツダCX-8

ドラレコ本体の取り付けですが、CX-8はフロントガラス中央に大きなセーフティセンサーがあるため、カメラ部分を目一杯下に下げて設置しました。

CX-8に取り付け

上記写真では、カメラが視界の邪魔になりそうな感じがしますが、実際はそれほど気になりませんでした。

リバース連動線も繋げたので、バックギアに入れると駐車ガイドラインが表示されます。

駐車ガイドライン

駐車ガイドラインは固定表示となっており、リアカメラの表示域を上下に調整して合わせる感じになります。

地デジも確認してみましたが、ノイズも無く綺麗に表示されました。

地デジ表示

地デジ対策も問題無いようです。

走行時の使い勝手

走行時のデジタルインナーミラーとしての使い勝手を見ていきましょう。

日中帯の使用感

下写真はリアカメラだけ映し出している状態ですが、高精細で動きも滑らかでミラーとして使用するのに、全く違和感がありませんでした。

リアカメラのみ表示(日中帯)

フロントカメラも同時表示してみましたが、表示範囲が狭いので運転しながら見るのは厳しい感じです。まぁ、運転しながらフロントカメラの映像見るということは無いので、停車中の確認程度と思えば問題無いですね。

3カメラ同時表示(日中帯)

夜間帯の使用感

暗い所を明るく持ち上げようとしているので、ヘッドライト等の光源部分がちょっと白飛びしたりしてますが、後続車のナンバープレートは視認出来るので、上手く防眩制御出来ていると思います。

リアカメラのみ表示(夜間帯)

車内は真っ暗で何も映らないかと思いましたが、奥の方までしっかり確認出来ました。

フロントカメラ、車内カメラの表示(夜間帯)

とは言え、やはり表示領域は小さいので、走行中にパッと見た程度では何が映っているのか確認は難しいですね。

録画ファイルの確認

ここからは録画ファイルを確認していきましょう。

リアカメラの録画ファイル(日中帯)

リアカメラの録画ファイルの仕様は下記の通りです。

解像度1920×1080 FHD
フレームレート25fps
画角135度
録画フォーマットTSファイル形式
リアカメラの録画ファイル(日中帯)

設定でリアカメラ鏡像をオンにしたところ、録画ファイルも鏡像状態になってました。
ここは、モニターだけ鏡像表示にしてほしいところ。

MicroSDカードに保存されたファイルを、そのまま再生したところ下の方にブロックノイズが出ていたのですが、専用ビュワーソフトを使うと綺麗に見れました。もし同じ現象が出た方は専用ビュワーソフトで確認してみて下さい。

逆光になると全体的に若干黄色味が掛かった印象になりますが、それ以外は発色も良いし、明るい所から日陰の暗いところまで色潰れすることなく綺麗に撮れているので、動画の品質はすごく高いですね。

リアカメラの録画ファイル(夜間帯)

リアカメラの録画ファイル(夜間帯)

ヘッドライトの防舷処理が独特で、形が縁取られていて、その周りが光っているように見えますね。

後続車のナンバープレートも難なく確認出来ます。

フロント/車内カメラの録画ファイル(日中帯)

フロント/車内カメラの録画ファイルの仕様は下記の通りです。

解像度(フロント+車内)1920x1920P + 1920x1920P 4K
フレームレート24fps
画角720度
録画フォーマットTSファイル形式
フロントカメラ/車内カメラの録画ファイル(日中帯)

普通に再生するとフロントと車内同時に録画された映像になっています。
このままでは見づらいのでフロント部分を引き延ばして見てみました。

こうやって見ると視界の大半をCX-8の大きなセーフティセンサーが塞いでしまってます。
カメラ位置を一番下までスライドしてみましたが、それでも↓この状態です。

フロントカメラのみ引き延ばし

ただ何かあった時の状況証拠映像としては、問題ない範囲で撮影出来ていますね。

映像としてはコントラストが結構強めで、明るいところの色調がやや白飛びしてますが、
このキリっとした映像、結構好きですね。

そして車内側の映像ですが、結構窓の外が白飛びしてしまってますが、その分、暗い車内が明るく綺麗に撮れてますね。車内を明るく撮るために結構明るさを持ち上げるんでしょうか。

車内カメラのみ引き延ばし

フロント/車内カメラの録画ファイル(夜間帯)

カメラセンサーがおそらくSONYのIMX335を使用していると思うのですが、IMX335ってそこまで暗所に強いカメラセンサーではないので、結構ソフトウェアで頑張って補正していると思うんですよね。
車内側の映像見ると粒子のようなノイズが載っているので、そんな感じがしますね。

フロントカメラ/車内カメラの録画ファイル(夜間帯)
車内カメラのみ引き延ばし

ただ、車内も車外も必要な情報はちゃんと撮れているので、ドラレコとして問題無しですね。

VRモードでの録画ファイル再生

専用ソフトを使ってフロントカメラの映像をVRモードで再生することが出来ます。

再生中も停止中もぐりぐり動かして回しながら見ることが出来ます。
これが結構楽しいので、無意味にぐりぐり動かしたくなっちゃいます。😊

VRモードでの再生

今までの360度カメラだと下向きの映像しか取れなかったのですが、720度カメラであれば床から天井までしっかり撮れてました。いやぁ、まさに死角無しって感じですね。

まとめ

と言う訳で今回はAKEEYOのミラー型ドラレコ「AKY-V720S」のレビューをお届けしましたが、如何だったでしょうか?

まぁ、このドラレコの唯一無二の魅力と言えば、やっぱり全方位撮影ですよ。

交通トラブルのほとんどが側面や後方で発生していると言われていて、単純な前後カメラだけだと、カバーしきれないケースも出てくると思うので、あらゆる角度に対応したこのドラレコは安心感が違いますよね。

例のあの常磐道のあおり事件の映像も、360度カメラで撮影していたから、あの衝撃的な暴力シーンが証拠映像と残っていたので、もうその優位性は実証されてますからね、

そういう意味で、このドラレコに勝るものは他には無いので、もうそれだけで十分このドラレコを選ぶ理由になるかと思います。

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