ども、モリーです!
親父のガンプラ再入門、第四弾の今回は「塗装ブース」でございます!
塗装を行う為に仕切られた領域、及び排気装置のこと。
排気機能より周囲に塗料を飛散させないことが目的。
いやぁ、ようやく、ようやくここまで辿り着きました。
この年になって再びガンプラを始めたいと思ったきっかけが、自分でもカッコよく塗装してみたいというのがあったので、そのために塗装ブースは結構前から購入はしていたんですよねぇ。
で、今回やっと塗装ブース作っていこうと思うんですが、購入した塗装ブースがすごく簡易的なものなので、ちょっと一工夫して塗装ブースを組み上げたいと思います!
購入商品紹介~開封
改めまして今回購入した製品は下記となります。
作業するスペースが結構狭いのでコンパクトな塗装ブースが欲しかったのと、フィルターとかのオプション製品が比較的入手しやすそうだったので、こちらの製品を選んでみました。
同梱物は下記となります。
リストとして列挙すると同梱物が多く感じますが、実際に見た感じでは意外とシンプルだなと思いました。
では、早速組み立てていきましょう。
組み立て~設置
塗装ブースの組み立てですが、まずはファン本体に付いているフード取付金具を取り外す必要があります。(最初から外してれば良いのに…)
取り外した金具とファン本体でフードを挟み込んで取り付けます。その際、金具に凹凸がありそのままでは取り付けが出来なかったので、裏表逆にして取り付けました。取扱説明書には特に記載は無かったのですが、これで良かったのだろうか…?
続いてペーパーフィルターケースにペーパーフィルターを挟み込んでセットします。フィルターにしわが寄ってしまったけど大丈夫かな?
ペーパーフィルターの取り付けはフードにある枠にハメるだけ。カチッという固定感も無くヌルっとハメるだけです。
続いてミストガードとハニカムフィルターを取り付けるのですが、これもなんかヌルっと取り付けるだけ。カチッとした固定感が欲しい。
ファン本体の下にはプラスチック製の台座下敷きを置いて設置します。
ファンモーターの円筒部分と台座の受け部分を合わせて乗せる感じです。
最後にファン天部にある煙突部分に排気ホースをねじ込んで取り付ければ完成です。
排気ホースは部屋に付いている換気口に取り付けようとも思いましたが、加工無しでは取り付けられないようなので、窓から排気出来るよう別売りの排気口アタッチメントを取り付けて、窓から排気するようにしました。
これを使えば窓の隙間を最小限にすることが出来ます。
こういうオプション品が用意されているところもこの製品の魅力ですね。
塗装環境整備
Mr.スーパーブースコンパクトの組み立て~設置は完了しましたが、この製品はミストガードも小さく、このままであたり一面塗料だらけになりそうなので、少し工夫して塗装環境を整備したいと思います。
まず、塗装ブースの設置場所ですが下記写真にある通り、かなり狭いスペースになっています。このスペースだとMr.スーパーブースコンパクト以外に選択肢が無い感じですね。
机の上に直接置くと塗料で汚れてしまいそうなので、下敷きを置くことにしました。
段ボールをカットして両面テープで簡単に固定です。
続いては塗装ブースの囲い(パーティション)をDIY!
と言ってもプラ段にブックエンドをテープで固定しただけですが…😅
どちらも100均で購入することが出来ます。
これを二つ用意して塗装ブースを挟み込み、壁等に塗料が飛沫しないようにする作戦です。
塗装ブースを使わない時は小さく収納出来るので、これ結構良いんじゃないでしょうか?
と言う訳でMr.スーパーブースコンパクトのデメリットである小ささを、逆にメリットに変わるような塗装環境を整備出来たかなと思います。
塗装ブースを使ってみる
さて塗装の準備は整ったので、リアルタッチマーカーの記事で作成したMGガンダムバルバトス使って塗装ブース試してみようと思います。
これ前回の投稿の後にデカールを貼りました。
なので今回はトップコートでコーティングして、デカール保護をしようと思います。
使用するトップコートは下記のものです。
ついでに、デカールがちょっとシルバリングしている箇所があるので、これがトップコートで馴染んでくれたら嬉しいのですが…。
パーツ表面とデカール裏面の間に微細な空気が入り込んでいる状態で、見る角度によってはデカールの透明部分が白く光って見える現象のこと。
これまでも何回かトップコートを使ったことはあるのですが、今まで塗装ブースが無かったので、いつもバルコニーで使っていました。それが、いよいよ部屋の中で使えるようになるって事ですね。
では、使ってみましょう。スイッチオン!
電源が入ると直ぐにファンが回りだし、ゴーーっという動作音が鳴りだしました。
決して動作音が静かとは言えませんが、それでも他の製品に比べれば静かな方だと思います。家族が寝静まった後でも使えそうなレベルです。
ファンの音はそれなりにするのですが、気流を何も感じません。
本当に吸気して排気出来ているのか不安に感じたので、ティッシュを近づけたところフィルターに貼り付いたのでちゃんと排気出来ているようです。
試しにトップコートを噴いてみましたが、下敷きや壁などの周りがトップコートでベタベタになることもなく、問題なさそうです。
と言う訳で分解したバルバトスを一通りトップコートしました。
トップコートを使用してみましたが、すぐに匂いが無くなる程の換気能力は無いようです。そもそもフィルターにトップコートが付着しているので、使い終わった後も暫くファンを回しておいた方が良さそうですね。
まとめ~今回の学び
と言う訳で今回は、親父のガンプラ再入門として塗装ブースの設置に挑戦してみましたが、如何だったでしょうか?
今回はトップコートしか試してないので、エアブラシ等塗装で使った場合に、周りがどれぐらい汚れるかはやってみないと分からないですが、少なくともトップコートは周囲に付着した感じはなく、問題無く使えました。
いやぁ、トップコートが家の中で出来るだけでも、自分にとってはかなりの環境改善で、もうそれだけで嬉しいです。
気になっていたデカールの浮きも、馴染んでくれてました😊
では、今回実際に塗装ブースを設置して、そして使ってみて分かったこと「今回の学び」としてまとめてみました。
フィルターが外れやすい
これは今回購入したMr.スーパーブース コンパクト固有の問題ですが、もう本当にすぐフィルターが外れてしまいます。
ハニカムフィルターもそうだし、中のペーパーフィルターもすぐ外れます。
使い始めで全体的に馴染んでないだけかもしれませんが、ちょっとした拍子にフィルターが外れるという事が何度もあって、それが本当にもうストレスになりました。
まぁ、一応今回応急処置として両面テープでハニカムフィルター止めたので、少しは外れにくくなりましたが、もっと何かいい手が無いか今後も対策検討しようと思います。
噴射の向きに注意
まぁ、今回は撮影しながらというのもあったのですが、気付くと塗装ブースとは違う方向にトップコート噴いているという事が何度かありました。
周りががしっかりと囲まれた塗装ブースならまだしも、Mr.スーパーブースコンパクトの様に超簡易的な塗装ブースの場合は、エアブラシ塗装でこれやっちゃうと、あっという間にそこら中塗料だらけになりそうで怖いですね。注意せねば!
作業が終わっても暫く換気
先にも書きましたが、Mr.スーパーブースコンパクトがそんなにパワフルなファンでは無いので、瞬時に匂いが無くなるかと言うと残念ながらそうではなく、ある程度匂いが残ってしまうので、部屋の中の換気という意味で、しばらく塗装ブースのファンは回していた方が良いと学びました。
というか、今回の「今回の学び」は塗装ブース全般というより、どれもMr.スーパーブース コンパクト固有の話になってしまいましが、この塗装ブース結構メジャーな製品なので、買おうか検討している人、結構いると思いますが、今回の学びが少しでも参考になれば嬉しいです。
あぁ、早く塗装でも使いたいなぁ。
▼今回使用したキットはこちら!
▼今回紹介したツールはこちら!
▼動画もあります。是非ご覧ください!
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