【DEEPCOOL AS500】開封レビュー&一緒に学ぶ「CPUクーラー」

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ども、モリーです!
今回は一緒に学ぶ自作PCシリーズの第4回「CPUクーラー」編です。

超久しぶりに自作PCを作ることになり、最近のPCパーツはどんなのが主流なのか、どんなものを選べば良いのか、自分なりに調べたので、その内容を共有して一緒に学べたらと思います。

と言う訳で今回は「CPUクーラー」の話なのですが、昔は手を出すことが難しかった水冷式が、今は簡易水冷式といってメジャーになっていたりと、CPUクーラー事情も色々と変化が起きているようです。

その辺りの状況も踏まえ、どんなCPUクーラーを選べば良いのか、同じ様に悩んでいる方のために、少しでも役に立てればとまとめてみました。

▼あと、今回購入したCPUクーラーの開封レビューも併せてお届けします!

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CPUクーラーの選び方

CPUクーラーはCPUが発する高熱を冷却するための装置で、CPUは許容範囲外の高熱状態となると処理能力が落ちてしまうため、高パフォーマンスを維持するために重要なパーツと言えます。

昔はCPUの上に被せて使うトップフロー型のCPUクーラーがほとんどでしたが、CPUの発熱量がどんどん上がっていくにつれ、CPUクーラーも進化してきました。

と言う訳でCPUクーラーを選ぶにあたって、まずはどのような種類のCPUクーラーがあるのか解説していきます。

空冷式と水冷式

冷却する仕組みで大きく、風を当てて冷やす「空冷式」というものと、水を循環させ冷やす「水冷式」というものがあります。

空冷式は単純な仕組みで、CPUにあてた受熱ベースからヒートシンクと言われる放熱板に熱を逃し、更にヒートシンクをファンで冷やすことで放熱するものとなります。

対して水冷式は、ポンプと言われるものをCPUに取り付け、ポンプの中で温まった水をホースを通してラジエーターに流し、ラジエーターをファンで冷やして放熱するものです。

昔はポンプやホース、ラジエーター等個々に揃えるものでしたが、最近は全てが一体式となった「簡易水冷式」と言われるものが主流になっています。

一般的に水冷式の方が空冷式より冷却性能は高いといわれてますが、水冷式は価格が高くなってしまうのと、ラジエーターの部分が大きいため、小さいPCケースでは物理的に付けることが出来ない場合があります。

対して空冷式も昨今のCPU発熱量に対応すべく、冷却性能が高い製品もあり、単に冷却性能だけを見れば簡易水冷式に及ぶような製品もあるため、空冷式・水冷式のどちらを選ぶかは、コストや物理的な制限が無い限り、最終的には好みで選ぶといった感じになっています。

トップフローとサイドフロー

空冷式のCPUクーラーは更にトップフロー型とサイドフロー型に分類されます。
違いはファンの向きです。

▼トップフロー型は昔からよくある形状でCPUに対して水平にファンを当てます。

メリットはCPUクーラーの高さが抑えられるのでスリムなPCケースにも装着出来ること。
デメリットは大型化がしづらく冷却性能がそこまで高められないのと、PCケース全体のエアフローに乗れず効率的でないところです。

▼サイドフロー型はCPUに対して垂直に立てたヒートシンクにファンを当てます。

メリットは大型化が可能で冷却性能が高められるのと、PCケース全体のエアフローに乗せて効率的に冷却出来ること。
デメリットは設置場所を確保しないといけないところです。

最近はサイドフロー型が主流になりつつあるも、CPUに付属するリテールクーラーはトップフロー型になっています。(トップフロー型で冷やせないような高性能なCPUはリテールクーラーも付属しておらず自前で用意する必要があります。)

対応CPUと冷却性能

CPUクーラーはマザーボードに固定する方法が製品によりまちまちで、必ず自分のCPUに対応したものを用意しましょう。大体の製品はAMD、Intel両対応になっているものが多いです。

また、CPUクーラーの冷却性能も、自分のCPUのTPU値以上のものを選ぶようにしましょう。
▼TDPについては前回の「CPU」編をご覧下さい。

AS500 開封レビュー

ここからは今回購入したCPUクーラー「DEEPCOOL AS500」を紹介します。
▼こちらの製品です。

この製品を選んだ理由は以下の通りです。

  • 冷却性能がTDP最大220Wまで対応(口コミでも評価が良かった)
  • 高さはあるが厚みが少なく他パーツへの干渉が少なそう
  • アドレサブルRGB LEDで光る(イマドキっぽいw)

冷却性能についてはメーカーの公表値だけでなく口コミも参考にすると良いですね。
具体的な温度など計測してレビューしているものもあるので参考になります。

▼大きな箱を開けると、まず付属品が入った小箱が出てきました。

内容物一覧(小箱の中身)
  1. AS500 CPUクーラー本体
  2. INTELマザーボード用取付金具
  3. AMDマザーボード用取付金具
  4. CPUグリス
  5. アドレサブルRGB LEDコントローラー
  6. アドレサブルRGB LED接続ケーブル
  7. マニュアル

▼付属品の小箱の下にCPUクーラー本体が。想像以上にデカい!

▼見た目ほどの重さは感じなかったけど計ってみたら833gと中々の重さ。マザーボードの荷重的に大丈夫なんだろうか・・・不安。

▼CPUにあてる受熱ベースにはグリスは塗られていませんでした。見た感じ綺麗に成型されていて熱伝導率が高そうです。

▼受熱ベースで受けた熱をヒートシンクへ伝達するヒートパイプは計10本と多いです。

▼薄い金属板が整列されたヒートシンク。ここで放熱。素手で持つと手が切れそう。

▼ヒートシンクの熱を冷ますファンは140㎜の大口径。静音性に期待ですね。

▼DEEPCOOLのファンには羽の先端部にスリッドが入っていて乱流を抑制する効果があるとか。

▼空冷式には珍しくヒートシンク天面部にLEDイルミネーション。やっぱり光らせたいw

LEDイルミネーションはアドレサブルRGBに対応していて、各社マザーボードに対応した接続ケーブルが付属する他、CPUクーラー単体で制御するためのコントローラーも付属しています。

ケースに収まるか確認

そう言えば、勝手に装着出来るだろうと何も下調べなく購入してしまいましたが、今回組み立てるPCケースがMini-ITX用の小型のものなので、本当にCPUクーラーが収まるのか心配になってきました。
▼PCケースの詳細は「PCケース」編をご覧ください。

▼マザーボードを装着する部分。結構狭い。

▼何となくこの辺?実際にはマザーボードとCPUの厚みがあるので本当にギリギリっぽい。

なんか余計に心配になってきた。。。早く組み上げて確認したい!

まとめ

今回はCPUクーラーの選定ポイントの解説と、購入したDEEPCOOL AS500の開封レビューをお届けしましたが、如何だったでしょうか?

暫く自作PCの世界から離れていたらCPUクーラー界隈も随分変貌していました。サイドフロー型もLEDイルミネーションが付いたタイプも初めての購入で、もうワクワクが止まりません。

あとは実際に組み上げてみて、本当にPCケースに収まるのか、冷却性能はRyzen5 5800Xを冷やすのに十分な性能なのか早く確認したいですね。

▼今回紹介した製品はこちら!

▼動画もあります。是非ご覧ください!

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