ども、モリーです。
最近は当ブログもすっかりホビー系ブログに成り代わってしまいましたが(もちろん車系、ガジェット系もやってきますよ~)、今回は大物新作キット「EG(エントリーグレード) νガンダム」の発売日に立ち会えたので、ちゃっかり参戦してきました。
無事発売日にゲットできたので、今回は速攻素組みレビューをお届けします。
パッケージ開封
改めまして今回紹介する製品は下記のものとなります。
価格 | 1100円(税10%込) |
発売日 | 2022年04月09日 |
対象年齢 | 8才以上 |
念のため発売日当日の朝10時にお店に行きましたが、これまでのエントリーグレード同様、豊富に在庫がありました。慌てて通販の高いものを買わなくても大丈夫かもしれませんね。
箱の中の構成は下記の通りです。
全てのランナーはPS樹脂となっており、ABS樹脂等は含まれていませんでした。
マーキングシールは左肩とシールド用のマーク二つだけ付いていました。
カットしながらパーツの確認
では、早速組み立て開始!
エントリーグレードのキットはタッチゲート式なのでゲート部分の硬度が低いだろうし、いきなりアルティメットニッパーでカットしました。
ランナーからパーツを切り出す際に工具を必要としないキットの事。タッチゲート式のキットは手で押し出してパーツを取り外すことが出来る。
タッチゲートの場合、ランナーとパーツの間のゲート部分が狭く、極薄刃のアルティメットニッパーでも切り取るのが大変なパーツもありました。
ニッパーでの切り出しが難しい場合は、手でもぎ取ってゲート跡の処理だけ行いました。
無理やりニッパーを入れるとパーツに傷を付ける可能性があるので、無理をしないよう臨機応変にやりましょう。
ガンダムヘッドの部分。合わせ目が出ないような一体成型。
下腿(すね)部分も合わせ目が出ないよう一体成型になっていました。
エントリーグレードであれば大丈夫だろうと、全てのパーツを最初にカットしてしまいました。一応ランナー毎に仕切って分かるようにしています。
素組みで組み立て
パーツカットが終わったので、無塗装、無加工のまま素組みで組み立てます。
まずは頭部から。これで無塗装です。目の周りの黒い枠は窪みで影が出来て黒く見えます。
この工夫すごない?目を凝らしてみても塗装したように見えます。
色の濃いパーツはゲート跡が目立ちやすいので、少しだけデザインナイフでゲート跡処理をしてみました。
ただタッチゲート式の場合はゲート部分が脆いので、爪でこすってみたところ綺麗にゲート跡処理が出来ました。変にデザインナイフを使うより安全だし、仕上げ具合も良いかも。
腰部のV字マークもパーツの組み合わせだけで忠実に色再現。その代わり腰部装甲の中身は赤や黄色の派手派手な色に。
簡略出来るところは簡略する。それがエントリーグレード。
肩口のマーキングシールを貼りつけ。水平/垂直取るようなデザインでないので、おおよその位置に貼ればそれらしく見えますw
シールドのマーキングシールは先細の部分ではなく、設置面積の大きな部分を掴んで、シールが切れないように注意しました。
シールドのマーキングシールは左に寄ってしまったので、中央に寄るよう貼り直しましたが、問題無く綺麗に貼れました。
位置が決まるまではパーツに置くだけにして、位置が決まった後、しっかり押さえつけて貼るようにしましょう。
武装類も組み立てて素組み完了です。時間にして1時間程度でしょうか?
ゲート跡処理しながら&撮影しながらの組み立てだったので、エントリーグレードにしては時間が掛かったかも。
完成キットレビュー
では、完成したエントリーグレードνガンダムをじっくり見ていきましょう。
組み立ててみてまず思ったことですが、これだけ先に言わせてください。。。
くそ、かっこええぇっ!!!
作るのも楽しかったですが、完成した後の満足感が半端ない!
本当にこれ1000円で買えるキットですか?
多分、ほどほどのパーツ数でシンプルなのに造形が良く、色分けもしっかりしているので、思ってた以上に満足感が高いのだと思います。
そして想像以上に大きい。
同じ1/144スケールのRX-78-2ガンダムと並べると、改めてνガンダムって大きいんだなと実感しました。
付属武装
付属武装はビームライフルにシールドとシンプルな構成。
シールドの接続部分はボールジョイントになっており、ある程度角度が付けられます。
νガンダムと言えばフィン・ファンネルですが、残念ながら付属していません。
ただ、HGUC版νガンダムのフィン・ファンネルとニューハイパーバズーカが装着可能ということで、バンダイさんの商売上手さが伺えます。
ただ、その為だけにHGUC版買うのもなぁ・・・。
そのうちフルウェポン仕様のエントリーグレードνガンダムも発売されそうですね。
色分け
色分けの再現性が高く、素組みした状態でも満足なのですが、細かく見ると下記の点が色分け出来ていませんでした。
前面
- 胸部上のセンサー部分のグリーン
- 黄色いスラスター無いの黒
- 顔の髭?部分、及びダクト部分の墨入れ
あとはビス止め用のジョイントパーツも用意されていて、自由な位置に取り付け出来るようになっています。他
背面
- 腰部装甲のスラスター部分がオレンジ
- バックパップのバーニア内がオレンジ
- フィン・ファンネルジョイント部分にオレンジの差し色
- 頭部センサー部分がグリーン
これらは本当に細かい点で、別に素組み状態でも満足できるレベルなので、「色塗りしなければ!」という気にもなりませんでした。
可動範囲
肘の可動範囲。二重関節にはなっておらず90度強程度。
肩は60度程度でしょうか。それ以上上げようとすると肩が外れます。
膝の可動範囲。二重関節となっており結構曲がりますが、足のスラスターカバー部分がつっかえて、正座までは出来ません。
片膝立ちは何とか出来ました。
腰部装甲は左右独立しておらず一緒に動きます。
真ん中でちょん切れば左右独立できそうでしたが怖くてやりませんでしたw
昔のキットに比べると可動範囲はかなりのものです。
変なポージングでもしない限り、難なく熟せるか思います。
合わせ目
合わせ目もかなり少ない方だと思いますが、まず首から肩にかけてのところ。
そしてそのまま脇の部分。本体はこの胸部パーツだけ合わせ目が出ます。でもこれだけ!
あとは武装類になりますが、ビームライフルが真ん中に一本合わせ目があります。
カメラだと白飛びして分かりづらいように見えますが(下写真クリックしてズームすると見やすいかも)、実際肉眼で見てもそれほど目立ちません。
胸部の合わせ目もモールドと言えばモールドと言えるし、わざわざ加工して合わせ目消ししようという程気になるものではありませんでした。
肉抜き穴
肉抜き穴は足の裏にガッツリと。安いガンプラはこの足裏の肉抜き傾向がありますね。
あとはもう無いかなと思ってじっくり探してみたら、首の後ろに見つけました。
普段目立つ場所では無いですが、後ろから撮影する時などは注意が必要ですね。
まとめ
はい、と言う訳で今回はエントリーグレード νガンダムの速攻素組みレビューをお届けしましたが如何だったでしょうか?
安価なエントリーグレードとは言え、さすがは最新キットといったところでしょうか、プロポーションも、可動範囲も、色分けも申し分なく、かなり完成度の高いキットでした。
これからガンプラ始める人に何から始めたら良いか尋ねられたら、今はまず間違いなくこのエントリーグレード νガンダムを推します!
もうこれは、神キット確定ですね。
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