【NEC LAVIE T11実機レビュー】iPadに成り代わる高性能Androidタブレット!

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ども、モリーです!

先日M1搭載iPad Proが発売されたので、4年間使い続けた我が家のiPad Pro 10.5も買い替えようか検討したのですが、自分の使用用途の割に値段が割に合わず手が出せませんでした。

と言う訳でiPadの代わりになるようなタブレットが他に無いか探してみたところ、、、
あるじゃないですか! NEC LAVIE T1195/BAS!!

いやぁ、NECのAndroidタブレット、ノーマークでした。

早速ポチって実機を手に入れましたので、じっくりレビューしていきたいと思います!

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LAVIE T1195 を選んだ理由

▼今回購入したのはこちらの製品です。

▼製品仕様は下記のようになっています。

OSAndroid™ 10搭載
ストレージ / メモリ容量128GB / 6GB
CPU / コア数Snapdragon 730G 2.2GHz / 8コア
画面 / 解像度11.5インチ有機EL液晶 / 2560×1600
フロントカメラ / リアカメラ800万画素 顔認証対応 / 1300万画素(メイン)+500万画素(広角)
サイズ / 重量264.3×5.8×171.4 mm / 485 g
その他・USB type-Cポート
・MicroSD カード対応
・指紋認証、顔認証搭載
・防塵/生活防水:IP5X/IPX2対応
NEC LAVIE T1195/BAS 仕様

うちの中でのiPad Pro 10.5の位置づけは、気軽に使える「お家タブレット」で、外に持ち歩くことは無く、寝る前に電子書籍や動画を見る等、コンテンツビュワーとして使い続けてきました。

それに置き換わるタブレットを購入するのが今回の物欲ミッションですw

選定ポイント① Androidならではの他社サービスとの親和性

電子書籍ビュワーを考えた場合、画面のサイズ感や、4:3の縦横比のバランスなどiPadは理想に近いデバイスであるとは思うのですが、iPadシリーズ唯一にして絶対の不満が「他社サービスとの親和性の低さ」なんですよね。

例えばAmazonの電子書籍アプリ「Kindle」で言えば、漫画を読んでいて最後のページまで行くと、Android系デバイスであれば「次巻を読む」というボタンが出て読み進められるのですが、Apple系デバイスの場合、一度その巻の漫画を閉じて、次巻を開きなおすという手間がかかります。

これが結構、電子書籍を読んでいていて煩わしい部分で、iPad以外のタブレットが欲しくなった一番のポイントとなっています。

選定ポイント② 各種ビュワーとしの使い勝手を考えた大画面

電子書籍ビュワーとして考えた場合、画面サイズは大きいものが良いので、今使っているiPad Pro 10.5よりも大きな画面サイズのAndroidタブレットを探してみたのですが、このサイズのAndroidタブレットはほとんど候補が無く、このポイントだけで選択肢は絞られました。

LAVIE T1195は11.5インチの大画面でありながら、有機ELパネルを採用しており、iPad ProのXDRディスプレイ程ではないにしても、表示品質として問題ないレベルではないかと期待して選びました。

選定ポイント③ 大概の事は一通りこなす性能と価格のバランス

LAVIE T1195の仕様については、上表の内容を見て頂きたいのですが、CPUやメモリ容量を見ても、決してハイエンドモデルとは言えません。

ただ、コンテンツビュワーとして考えた場合は、十分にこなせる仕様になっており、ミドルレンジモデルにしたことによって実売価格が5万円程度と、M1搭載iPad Pro 12.9インチと比べれば半額以下で購入することが出来ます。

単なるコンテンツビュワーに高額料金は払えませんが、5万円台であれば検討の余地があるかなと。
いや、5万円でも十分高いのだけれども、それまで検討していたiPad Pro 12.9インチの129,800円と比べて感覚がおかしくなっちゃってますね。(笑)

開封&本体チェック

▼製品のパッケージはこんな感じ。ケースとキーボード、液晶保護フィルムがセットになったオプションセットも合わせて購入しました。

▼本体側の内容物はこちら。

▼オプション側の内容物はこちら。

内容物一覧
  1. タブレット本体
  2. 電源アダプター
  3. USB type-C to Aケーブル
  4. サポートガイド等冊子類
  5. 液晶保護フィルム
  6. ケース
  7. キーボード

では、本体を見ていきましょう。

▼本体表面。4辺狭額縁ベゼルでシンプルな見た目。
 指差ししている部分に800万画素のフロントカメラがあり、顔認証によるロック解除が可能です。

▼本体サイズはiPad Pro 10.5と横幅は同じで、縦長になっている感じです。
 LAVIEの方がベゼルが狭額縁になっているのでモニターサイズは11.5インチと大きくなっています。

▼本体底面には専用キーボードの接点コネクターが。

▼本体右側。真ん中にUSB type-Cポートと上下にはスピーカー。このスピーカーはなんとJBL製!

▼本体左側。一番上に指紋認証を兼ねた電源ボタン。
 真ん中にMicroSDカードのスロット。こちらはSIMピンで取り出すタイプですね。
 そして上下にスピーカーがあり、右側と合わせ4スピーカーになっています。

▼本体天面には左の方にボリュームスイッチがあるのみ。

▼本体裏面。1300万画素(メイン)+500万画素(広角)の2眼リアカメラがあります。
 LAVIEのシンプルなロゴが格好いいですね。

続いてオプションセットも見ていきましょう。

▼ケースは裏面にマグネットで取り付けるタイプとなっており、吸着力は結構強いです。
 ケースにもLAVIEのロゴがあり純正感があっていいですね。

▼ケースはスタンド機能もあり、無段階で角度調整が可能になっています。

▼キーボードは本体底面の接点コネクタにマグネット吸着するだけ。こちらも吸着力強いです。

▼打鍵感は通常のキーボードに比べると少な目ですが、それでも物理的に押し込む感じがあるので違和感なく使えます。

▼液晶保護フィルムも貼ってしまいました。
 4辺1mm程の隙間が空く感じで気泡が入りまくって大変でした。

実機レビュー

指紋認証、顔認証によるロック解除を試す

▼電源ボタンは指紋認証も兼ねており、電源ボタンを押すだけでロック解除できます。
 配置的に人差し指を登録すると便利です。

▼顔認証でのロック解除も可能。画面上に「顔の検出中…」と表示され、2~3秒フロントカメラとにらめっこするとロック解除されます。

顔認証は検出する時としない時が疎らで、認証スピードも速くないので、指紋認証がメインに使うようになりました。

プロダクティビティモードを試す

▼キーボードを接続しているとLAVIE特有のプロダクティビティモードという操作になり、通常のパソコンの様に、アプリがウィンドウ表示になり、移動やサイズの変更が任意に可能になります。

▼ただし、アプリ側が対応していないとスマホのアプリの様に小さく表示されます。

プロダクティビティモードは、画面上からスワイプして表示されるクイック設定ツールで、いつでもオン/オフ出来るのと、キーボードを外す、もしくはキーボードを裏側に回すことでプロダクティビティモードを解除できます。

対応アプリも多くなく、タブレットとしてのシンプルな操作感が好きなので、プロダクティビティモードは解除して使うようにしています。

JBL製クアッドスピーカーを試す

▼左右4つあるJBL製クアッドスピーカーを試すべくYouTubeを見てみました。

タブレットはどうしても薄型なので音質に関しては厚みが出ないのですが、それでもJBL特有の低音の効いた迫力あるサウンドになっていました。

ただ、iPadシリーズも音質は良かったので、iPadと比べて劇的に良いかと言われると、それほどでも無いようです。

電子書籍アプリを試す

電子書籍ビュワーとしての使い勝手を確認するためAmazonのKindleアプリを使ってみました。

▼11.5インチ有機ELモニターという事で、漫画を見開きで見ても読みやすいです。
 動作もキビキビしており、ページ送りも引っかかるような事もなくスイスイ動きます。

▼最後のページまで行くと、シリーズの次巻を「今すぐ読む」というボタンが表れ、続けて読み進めることが出来ます。これがiPadにはない他社サービスとの親和性の高さですね。これが欲しかった。

▼次の巻を持っていない場合は、「\〇〇で購入する」というボタンが表れ、そのままアプリ上で購入→自動的にダウンロード→次の巻を読み進めることが可能。便利!

3Dゲームで遊んでみる

LAVIE T1195/BASには、Snapdragon 730GというミドルレンジのCPUが搭載されていますが、末尾に「G」が付くものはゲーム向け機能を強化したもので、フレームレートの低下防止等の機能が備わっています。

と言う訳で、ある程度重いゲームでも問題なく動作するのではないとないかと思うので、試してみることにしました。

▼「原神」というゲームです。3Dで綺麗なグラフィックが特徴のゲーム。

簡単に遊んでみただけですが、キャラの移動も、戦闘シーンも引っかかるような事がなく、スムーズに動作しました。

あまりタブレットを使ってゲームしないので、これぐらいの処理性能があれば個人的には問題無いと思います。

キーボードを試してみる

最後にキーボードを試してみました。

▼打鍵感は低いですが、キー配列も特殊なものではなくタイピングし易いです。

▼キーボードを接続していないと、ソフトウェアキーボードにより画面の半分以上埋まってしまうので、編集画面を大きく使えるというのが外部キーボードの最大のメリットですね。

また、ケースだけでは裏面の保護にしかならいので、画面側の保護を考えると必然的にこのキーボードを使うことになります。

装着のしやすさ、本体との一体感など、非常に良いキーボードだと思いますが、唯一バックライトが無いことが残念でした。

タブレットは寝る前の暗い寝室で使うことも多く、ホームポジションの感覚だけでは中々キー入力しにくいですね。

まとめ

今回はNEC LAVIE T1195/BASのレビューをお届けしましたが如何だったでしょうか?

正直言えば、他社サービスとの親和性を除いてしまえば、先日発売されたM1搭載iPad Proの方が優れたデバイスだと思います。

ただ、今回購入したLAVIE T1195/BASはオプションセットを含めても6万円強。方やiPad Proは12.9インチ128GBモデルにMagic Keyboardを付けると17万円強と、その差額は10万円以上。

デバイスとしての能力もLAVIE T1195/BASはバランスに優れた良いタブレットだと思うし、冷静にタブレットの使用用途を考えた場合、この10万円の差額を埋めるほどの価値はiPadには見つけることが出来ませんでした。

と言う訳で、4年間使い続けてきたiPad Pro 10.5からようやくメインタブレットを切り替えることができました。(ちなみにiPad Pro 10.5は3万円ほどで売却することが出来ました)

動画、電子書籍ビュワーとして絶賛活躍中!
販売価格も考えると、これを超えるタブレットは暫く出ないのではと思う今日この頃ですw

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