ども、モリーです!
今回紹介するのはAKYEEYOの前後同時録画のドラレコです。
特徴としてはフルHD前後同時録画、超広角カメラ、WDR等、一通りの機能を盛り込みながら実売価格が6000円台と超コスパが高い点。
そして、もう一つの特徴としてパッケージの写真にもある通り、ドラレコを上下逆に取り付けられるという点。
ということはフロントガラスに貼り付けるだけでなく、ダッシュボードの上に載せて取り付けられるので、ひょっとしてメチャメチャ簡単に取り付けられるのでは!?
と言う訳で今回は製品紹介をしつつ、前後同時録画のドラレコをいかに「簡単綺麗に取り付け」られるかというテーマで行きたいと思います!
AKY-E1 製品紹介
▼改めて今回紹介するのはAKYEEYOのAKY-E1という製品です。
モニター | 3.0インチIPS液晶 |
ビデオフォーマット | MPEG-4フォーマット(QuickTime)拡張子.mov |
記録媒体 | MicroSDカード(16GB~128GB) ※32GB付属 |
動作温度 | 0℃~60℃ |
その他 | Gセンサー対応、ノイズ対策、GPSは別売り |
▼パッケージ内容物は下記の通りです。
では、本体をじっくり見ていきましょう。
▼本体前面には大きなフロントカメラ。
「2K 1440P」と「FHD 1080P」とありますが、「2K 1440P」はフロントカメラのみ録画とした場合だけで、前後同時録画の場合は「FHD 1080P」となります。
▼本体裏面には3インチのIPS液晶のみ。操作系のボタンは左右に配置されています。
ドラレコの取り付けは3Mの両面テープで固定するタイプ。吸盤タイプは見た目が悪いのと、直射日光に弱いので、両面テープ固定は個人的に評価高し!
▼本体左側には、MicroSDカードスロット、メニューボタン、上下カーソルボタンが配置。
▼MicroSDスロットには32GBのMicroSDカードが付属していました。
▼本体右側にはOKボタン、録画再生ボタン、ロックボタン、電源ボタンが配置。
▼本体天面の左側にリアカメラ入力端子。
▼本体天面の右側に電源接続ポートがあり、MiniUSBコネクタとなっています。
続いてリアカメラも見ていきましょう。
▼リアカメラはあらかじめ映像ケーブルが接続されていますが、黄色いコネクタ部分から取り外すことが出来ます。車に取り付ける際はリアカメラと映像ケーブルは外した方が配線が楽ですね。
▼リアカメラは角度調整が出来て、反対側に向けることで上下逆にも付ける事が出来ます。
▼リアカメラの映像ケーブルはリバース連動線(赤い線)もあり、バックギアに入れた際に駐車ガイドラインをモニターに表示することが出来ます。
卓上での動作確認
本体確認したところで、通電して動作確認していきましょう。
▼天面のケーブルは取付ステーの部分を回転させることで刺すことが出来ました。
▼起動したところメインのフロントカメラ映像と、右上に小さくリアカメラ映像が映し出されました。
表示モードは上カーソルボタン(▲)で切り替えることが出来ます。
▼フロントとリアを2分割表示するモード。左がフロント、右がリアカメラの映像。
▼フロントカメラのみの表示モード。
▼リアカメラのみの表示モード。
いずれも高精細で3インチIPS液晶と相まって綺麗に見易い映像となっています。
▼設定メニューは設定項目→設定値と階層化されて設定するタイプです。
録画設定とシステム設定でメニュー構成が分かれていてメニューボタンでメニューを切り替えます。
▼録画設定の内容
設定項目 | 内容 | 設定値(★は規定値) |
---|---|---|
解像度 | 録画ファイルの解像度 | ●1440P(フロント映像のみ) ★1080P+1080P(前後同時録画) |
ループ録画 | 1ファイルの録画時間 | ★1分/●3分/●5分 |
露出補正 | 録画ファイルの明るさ補正 | ★0/●+1/●+2/●+3 |
録音 | 録画ファイルの音声オン/オフ | ●オフ/★オン |
Gセンサー | 衝撃検知の感度 | ●オフ/●低感度/★中/●高感度 |
オート録画 | 起動と共に録画 | ●オフ/★オン |
▼システム設定の内容
設定項目 | 内容 | 設定値(★は規定値) |
---|---|---|
スクリーンセーバー | モニターの表示時間 | ★オフ/●30S/●1分/●2分 |
フリッカレス | LED信号の周波数 | ★50hz(東日本)/●60hz(西日本) |
ビープ音 | ビープ音のオン/オフ | ●オフ/★オン |
スイッチサウンド | 起動音のオン/オフ | ●オフ/★オン |
Gセンサー | 衝撃検知の感度 | ●オフ/●低感度/★中/●高感度 |
表示言語 | 表示言語の切り替え | 全10カ国語対応 ★日本語 |
日付/時刻 | 日時、及び日付表示形式の設定 | |
画面反転 | モニター映像の上下反転表示 | ★オフ/●180度反転 |
フォーマット | MicroSDカードのフォーマット | |
工場出荷 | 設定内容を工場出荷時状態に戻す | |
FWバージョン | ファームウェアバージョンの表示 | |
Time zone | タイムゾーンの設定 | ●UTC/★GMT+9:00 |
Speed display | 車速表示の単位(※要GPS) | ●MPH/★KM/H |
車への取り付け
卓上で動作確認出来たので、車に取り付けていきます。
「簡単綺麗に取り付ける」をテーマにするので、ルールとして内装は剥がさないを条件としました。
▼取付車種はスズキ アルトです。
▼ドラレコをダッシュボードに取り付けようと思うので、配線を綺麗にするためモールやチューブ、ケーブルクリップ等用意しました。
▼ドラレコの取り付け位置は取扱説明書のおすすめ通りダッシュボードの真ん中。
▼フロントガラス寄りに両面テープで固定。固定する際はあらかじめ脱脂しておきましょう。
▼電源ケーブルとリアカメラ映像ケーブルはグローブボックスの裏に通すため、グローブボックスを取り外します。指差ししている部分を左右から抑え込むと簡単に取り外すことが出来ます。
▼グローブボックスを取り外せば、腕を通して簡単に配線をグローブボックス裏に引き込むことが出来ます。
リアカメラの映像ケーブルはウェザートリップ沿いに配線することにしました。
▼ウェザートリップは引っ張るだけで簡単に取り外せます。
▼配線で手が届かない場所は配線通しを使います。
▼使用した配線通しはコチラです。
▼配線通しにマスキングテープでケーブルを固定。ケーブルが外れないように慎重に引っ張り上げました。
▼あとはウェザートリップ沿いにリアゲートまで配線していきます。
▼Bピラー(フロントドアとリアドアの間)を通す際に再度配線通しを使用。
▼Cピラー(リアドアとリアゲートの間)は隙間にケーブルを押し込むだけでOKです。
▼リアカメラはリアガラス上部の車内側に貼り付けました。ケーブルクリップで綺麗に配線。
リアカメラは固定する前に仮付けして、ドラレコでリア映像を確認してから位置決めしましょう。
▼ドラレコの配線を隠すためモールとチューブを使用しました。
一応リバース連動線も接続してみました。(テーマから外れるので配線方法は割愛)
▼バックに入れてみるとリア映像に切り替わり駐車ガイドラインが表示されました。
録画ファイルの確認
ここからは録画ファイルの画質を見ていきましょう。
フロントカメラ・日中の映像
フロントカメラの映像は画角が150度となっており超広角です。
ややコントラスト強めで若干暗めの映像ですが、高精細で暗部も黒潰れすることなく綺麗に録画できています。とても6000円台で購入できるドラレコの映像とは思えません。
フレームレートは30fpsでカクつくことなく非常に滑らかです。
リアカメラ・日中の映像
リアカメラの画角は90度と、最近のドラレコにしては狭い感じです。
フロントカメラよりも更に暗い映像となっており、特に4隅部分の暗さが目立ちます。
コストカットのためリアカメラは少し性能抑えのものを採用したといったところでしょうか。
フレームレートも25fpsとフロントより低いですが、滑らかさは変わらずに良い感じです。
フロントカメラ・夜間の映像
コントラストが強いため、暗部と明部の差が大きく真っ暗な部分が目立ちます。
▼ただ前車のナンバープレートはしっかりと読み取れるので実用面で問題ないですね。
リアカメラ・夜間の映像
フロントカメラより更に暗く、街灯部分以外は真っ暗という感じです。
気になる場合は設定メニューから露出補正をした方が良いでしょう。
▼ただ暗い中でも後車のナンバープレートは読み取ることが出来ました。
まとめ
今回は超コスパのドラレコAKEEYO AKY-E1をレビューしましたが如何だったでしょうか?
「簡単綺麗に取り付ける」をテーマに、初めてダッシュボードに取り付けましたが、どうしても配線は隠しきれないので、配線にこだわるならフロントガラスに貼り付けた方が良いですね。
▼ただ、今回取り付けたスズキ アルトはワイパーが短く、
フロントガラスに取り付ける場合は、かなり下の方に取り付けなければならず、視界の邪魔になりそうだったので、結果的にダッシュボードに取り付けたのは正解でした。
他の車でもダッシュボードに取り付けた方が良い場合もあるかと思うので、その場合は設置の自由度も高く、コスパも高いこのAKY-E1はおススメのドラレコです!
▼今回紹介した製品はこちら!
▼動画もあります。是非ご覧ください!
コメント