ども、モリーです!
先日購入したiPhone13 miniですが、実は今まで車で使っていたスマホホルダーのPITAKA MagEZ充電器が使えないことが判明しました。
PITAKAのMagEZはずっと愛用していて、MagSafeにも対応していると書かれていたので、今回安心してiPhone13 miniに乗り換えたのですが、、、
▼よく調べてみたらiPhone13シリーズには対応していないことが判明しました。
と言う訳で、仕方なく違う充電環境に乗り換えらないといけないことになったのですが、どうせならApple純正のMagSafe充電器がそのまま取り付けれらないかという事で、今回色々調べてみることにしました。
これまでの充電環境
まずは、今まで車で使ってきた充電環境で流用できるパーツが無いか確認してみました。
スマホホルダー兼充電器
▼まずはスマホホルダー兼充電器ですがPITAKA MagEZ Mount Qiを使用していました。
PITAKAのMagEZシリーズは、AppleがiPhone12で発表したMagSafeよりも前から、似た様な機構で、専用ケースと磁力で簡単にマウントする製品を販売しており、これをiPhone8 Plusを使っている頃から愛用していました。
iPhone12発売以降もMagSafeに対応という事を謳っており、であればとiPhone13 miniを購入したのですが、よくよく調べてみると、iPhone12でもMagEZ専用ケースを装着する必要があり、しかもiPhone13に至ってはそもそもこの MagEZ Mount Qi は使えないことが判明しました。
▼実際にくっ付けてみるとiPhoneの随分下の方でマウントされます。
この位置ではマウントはするものの充電は反応せず使えないのです。
さようならMagEZ。。。
USB電源ポート
MagEZ Mount Qi のケーブルを綺麗に隠すため、内装の裏側に配線していました。
▼その際使用していたのがエーモンのUSB電源ポートでした。
これに低背ヒューズを噛まして車のヒューズボックスに繋げ、内装の裏側で配線していたので、パッと見た感じケーブルが見えないように設置することが出来ていました。
今回、充電環境をMagSafeに移行しようと考えた際、このUSB電源ポートだけでも流用して使おうと思っていたのですが、こちらも問題発覚。
▼まずMagSafe充電器はUSB-Cケーブルなので、そのままでは繋げる事が出来ません。
もちろんコネクタ形状が違っているのは分かったので、USB-CからUSB type-Aに変換するアダプターを使用して繋げようと思っていました。
▼たまたま所持していたのがこちらのtype-Cからtype-Aに変換するアダプター。
Quick Charger 3.0に対応している製品なので、出力的に問題無いだろうと思ったのですが、USBコネクタに挿してもMagSafe充電器は反応しませんでした。
元々MagSafe充電器用に購入したものでは無かったので、改めて製品ページを見てみたところ、しっかりと「▲MagSafe充電器に対応しません。」と記載されていました。
と言う訳で、結局使えるパーツは一切無く、一から充電環境を構築する事になりました。
購入商品の紹介
車でMagSafe充電器を使うために購入したアイテムは充電器、ホルダー、カーチャージャーの3点です。
MagSafe充電器
▼MagSafe充電器はApple純正品を購入しました。
似た様なものでサードパーティ製の安い製品もありますが、それらは実際は「磁力でマウントするQi充電器」に過ぎず、iPhoneがMagSafeとして認識するのはApple純正品だけです。
MagSafeにはNFCも組み込まれているので、アクセサリー側から製品情報を読み取り、純正品かどうか判断出来るようになっているようです。
もちろん、充電出来れば良いというのであればサードパーティ製のものでも構いませんが、MagSafe充電器を繋げた際のクルッとサークルが描かれるアニメーション見たさに、純正品を購入してしまいました。
ホルダー
▼MagSafe充電器を車に取り付けるためのホルダーです。
こちらにした理由は、裏側に放熱用のスリットが設けられていたからです。
MagSafe充電器は熱を持つと充電能力が悪くなると聞いていたので、放熱を考慮したも製品が欲しかったのですが、探した限りこれしか見つけられませんでした。
▼エアコン吹き出し口にマウントするためのクリップ。かなり頑丈に固定されます。
▼もう一つダッシュボードなど平面に設置するためのアームも付属していました。
それではホルダーにMagSafe充電器を付けてみましょう。
▼まずはホルダーの穴にMagSafe充電器のUSB-Cケーブルを通します。
▼あとはホルダーにペコっとMagSafe充電器をはめるだけ。
▼この手の製品はマウント力が落ちるものもありますが、この製品は大丈夫でした。
カーチャージャー
車からどうやって電源を取るかですが、今回はしっかり出力の大きなものが欲しかったので、定番のシガーソケットから取るタイプにしました。
▼車のシガーソケットから電源を取るためのシガーチャージャーです。
▼この製品の決め手は何と言ってもこの小ささ。シガーソケットからほぼ出っ張りません。
▼小さいのに出力は最大30WまでOKで、USB-Cの他、type-Aポートもあります。
卓上で通電確認
車に取り付ける前に卓上で通電確認しました。
▼DC変換器にカーチャージャーを刺してみたところ。安定のツライチ。
▼抜く際はツマミを立てて引っ張って抜きます。
▼通電したところ無事iPhoneが充電されました。これで安心して車に取り付けられます。
車への取り付けと走行テスト
では、車に取り付けていきましょう。
▼取り付ける車種はマツダのCX-8です。
▼シガーソケットは助手席足元にあるのでカーチャージャーを差し込んで取り付けます。
エアコンの吹き出し口にマウント用のクリップを取り付け。
▼スクリューでかなり頑丈に固定されます。
▼クリップのボール部分に車載ホルダーを押し込んで装着。
▼この時点でエンジン掛けてみて動作確認。ちゃんと充電されました。
後はケーブルを隠すために配線していく作業です。まずはケーブルを裏に配線するために内装パーツ(ダッシュガーニッシュ)を外していきます。
▼まずはグローブボックス上の部分。手で引っ張るだけで外れます。
スタートスイッチだけ配線されているので、カプラーを外して完全に取り外します。
▼続いてエアコン吹き出し口部分を取り外し。
こちらの内装パーツは完全に撮り外さなくても少しずらす程度でOK。ハザードスイッチのカプラーは取る必要はありません。
これでエアコン吹き出し口から内装裏側にケーブルを通すことが出来るようになったので、
▼MagSafe充電器のケーブルをエアコン吹き出し口に通していきます。
▼エアコン吹き出し口の奥からケーブルを引っ張り出して完全に引き込みます。
▼これでエアコン吹き出し口から最小限だけケーブルが出た状態になりました。
▼引き込んだケーブルは指差し部分に通していき助手席足元の方へ落としていきます。
▼グローブボックスは邪魔になるので外してしまいましょう。
▼グローブボックス奥からケーブルを引き込んでしまいます。
▼下記写真の位置からケーブルを通してシガーソケットまで届くようにします。
▼無事カーチャージャーまで配線が出来ました。センターコンソールの隙間にケーブルを押し込んで見えないようにし、余ったケーブルを結束して配線終了です。
▼最後にエンジン掛けて動作確認。問題無く充電出来ました。
▼実際に走行してみてiPhoneが落下したりしないか確認しました。
わざと舗装の悪い道を走って振動させてみたり、歩道に乗り上げて段差を降りたりしてみましたが、iPhoneがズレることも無くマウント力は全く問題ありませんでした。
まとめ
と言う訳で今回は「車にMagSafe充電器を取り付けたいんじゃ!」という内容でお届けしましたが如何だったでしょうか?
今回Apple純正のMagSafe充電器を付けましたが、純正ならではの取付けた時のクルッとサークルを回るアニメーション、やっぱりあれが欲しかったんですよね。
MagSafe自体はiPhone12登場からもう1年以上経っているので、車載用MagSafe充電器ホルダーは沢山あるのかなと思って調べてみたのですが、意外と少なかったですね。
Amazonで探しても4~5種類ぐらいしか見つけられませんでした。
そんな中でも今回買った組み合わせは、デザイン的に見ても機能的に見ても結構良かったんじゃないかなと思います。
今回1年ぶりにAndroidからiPhoneに出戻った訳ですが、こういう細かいところでも散財する羽目になり、財布がひもじくなる一方です(泣
▼今回紹介した製品はこちら!
▼動画もあります。是非ご覧ください!
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