ども、モリーです!
今回はゼンハイザー(SENNHEISER)のMKE200(以下、MKE200)というカメラマイクのレビューなのですが、YouTubeで紹介されている動画を見て惚れ込んでしまい、すぐに購入しようと思ったのですが、国内では販売されておらず、ずっと買うことが出来ませんでした。
待てど暮らせど一向に売られる気配が無いので、今回はなんとアメリカのAmazon(以下、米Amazon)より購入してみました!!
と言う訳で今回は製品レビューに合わせて、米Amazonでの購入方法も詳しく解説します!
MKE200の購入について
MKE200の存在を知ってから、その見た目の良さに惚れ込み、ずっと欲しくて買いたかったのですが、公式サイトを見ても、ずっと「※日本未発売(今後発売予定)」のまま更新されず、3か月が経ってしまいました。
であればと、個人輸入して販売しているものを買おうと調べてみたところ、2万円越え、下手すると3万円を超えるものまであり転売価格のものしかありませんでした。
MKE200自体は100ドルぐらいの製品なので、普通に買えば1万円ぐらいで買えそうなのに、さすがに2万円以上払う気にはなれません。
仕方なく国内販売されるのをおとなしく待っていたのですが、ある日、ふと「米Amazonで買えばいいんじゃね?」と思いつきました。
米Amazonでの注文方法
と言う訳で、色々ググって米Amazonから実際に購入してみたので、ここからは米Amazonでの注文方法について解説していきます。
①米Amazonに切り替える
米Amazonへの切り替えは日本のAmzaonから簡単に出来ます。
Amazon.co.jpにアクセスしたら、サイトの一番下まで移動し、「日本」と書かれている部分をクリックします。(「日本語」の方ではないので注意)
すると、各国の/地域のAmazonが選べるようになるので「アメリカ合衆国」を選択し、「サイトを選択」ボタンをクリックします。
これだけで米Amazonに切り替わります。
単に英語表記になったものではなく、サイトそのものが米国版のAmazonに切り替わった状態です。
試しに「mke200」で検索したところ、ちゃんと”Amazon’s Choice”で出てきました。
②米Amazonのアカウントを作成する
実際に注文するには、米Amazonのアカウントを作成する必要があります。
日本、中国、とそれ以外の国ではAmazonアカウントは別管理になっています。
(むしろ、日本と中国が分離されてしまったいるのですが)
アカウントの作成はサイト右上にある「Hello, Sign in Account」の部分をクリックし、その中に小さく書かれている「New cutomer? Start here」のリンクをクリックします。
アカウント作成(Create account)画面が表示されるので、以下の要領で入力し登録します。
Your name | アカウント名を入力。本名でなくても構いません。 |
米AmazonのログインIDともなるメールアドレスを入力。 | |
Password | 米Amazonにログインする際のパスワード。 |
Re-enter password | 上記パスワードの入力確認のためもう一度同じパスワードを入力。 |
これらのアカウント情報は日本と同じものでも大丈夫です。(アカウント管理が別々なため)
注文するには住所の登録も必要になりますが、海外での住所表記が分かりづらいですよねぇ。
以下、サンプル含め各項目の記載内容をまとめたので参考にしてください。
Country/Region | 日本であれば「Japan」を選択。 |
Full name (First and Last name) | 苗字を英語で入力。 例)山田 太郎の場合 → Taro Yamada |
Street adress (一段目) | 東京都23区でらば区以降、それ以外は市以降の住所を入力。 例)等々力1丁目2番地3号の場合 → 1-2-3 Todoroki 例)港北区日吉1丁目2番地3号の場合 → 1-2-3 Hiyoshi Kohoku-ku |
(二段目) | アパート/マンション名などの建物名を入力。 部屋番号を一段目に記載して、ここを省略してもOK。 例)一段目に部屋番号456号室を付ける場合 → 1-2-3-456 Todoroki |
City | 東京都23区であれば23区名を、それ以外は市名を入力。 例)世田谷区 → Setagaya-ku 例)横浜市 → Yokohama-shi |
State / Province / Region | 都道府県名を入力。 例)東京都 → Tokyo 例)神奈川県 → Kanagawa-ken |
Zip Code | 郵便番号を入力。日本の郵便番号のままでOK。 |
Phone number | 電話番号を入力。 頭に国コードである+81を付けて先頭の0を省く。 例)090-1234-5678 → +81-90-1234-5678 |
③注文する
アカウントさえ作ってしまえば、あとは日本のAmazonと注文方法は同じです。
支払方法でJCBカードを使うことも出来ます。
▼実際の注文した注文詳細画面がこちら。
商品代99.95ドルの他に、Shippingとして送料が9.86ドル掛かりました。
日本円にして送料込み11,500円程度となります。
送料が意外と安かったのはパッケージの大きさによるものかもしれないですね。
今回注文したのは2/4でしたが、米Amazonから発送されたのが3日後の2/7、そして手元に届いたのが2/14と、納品までちょうど10日間掛かりました。
注文した時点では2週間以上掛かりそうだったのですが、思ったより早く到着しました。
と言う訳でMKE200無事ゲットです!
MKE200開封レビュー
アメリカから遥々海を越えてやってきたというのに、包装はめちゃめちゃ簡素なものでした。
プチプチ付きの袋のみで緩衝材は一切なし。大丈夫なのこれ?壊れてない?
▼製品の詳細情報はこちらをご覧ください。
▼箱を開けると、イラスト付きの取り付け方法が記載されていました。
▼マイク本体。これこれ、このデザインが良いんですよねぇ。
太くて短い筒状のマイクですが、筒の中に小さなマイクがありショックマウントに取り付けられているので振動してもノイズが入らないようになっています。
▼接続ケーブルはカメラ用の3極のものと、スマホ用の4極のものが付いています。
ケーブルは簡単に外れないようネジ式で固定出来るようになってました。
▼内容物は下記の通りです。
MKE200をカメラに装着
うちのカメラSONY ZV-1に装着してみました。
マイク本体がシンプルで可愛い。ケーブルが水色なのもカッコ良しです!
風防も被せてみましたが・・・デカッ!
ZV-1のようなコンデジにはデカすぎますねぇ。なんかロシアの人の帽子みたい。
う~~~ん、これはちょっと実用には耐えれない感じ。
MKE200使う時は風防なしで運用ですね。
音質比較
手元にあるカメラ用マイクと音質比較をやってみました。
比較に使ったマイクは以下のものとなります。
比較するマイクの紹介
比較マイク① COMICA CVM-VM10 II
RodeのVideoMicroモドキのショットガンマイクで5000円もしない安物です。
YouTube始めたころGoPro用に買ったものですが、GoProではノイズが乗って使えなかったのですが、SONY ZV-1とは相性が良いようで、音質も良くホワイトノイズ少ないので、ZV-1にしてからはずっとこのマイクを愛用しています。
比較マイク② SONY ECM-GZ1M
SONY純正のショットガンマイクです。このマイクはモード切替スイッチがあり、ZOOMにするとカメラのズームに合わせて周辺の音を拾い(対応カメラのみ)、GUNにすると前方の単一指向性のマイクに切り替わります。
またSONY独自のマルチインターフェイスシュー(MIシュー)に対応しており、ケーブル無しで接続出来るのが特徴です。
SONYのカメラユーザとしては便利なマイクなのですが、ZV-1との相性が悪いのかホワイトノイズがかなり大きく、購入したものの全然使っていない状態です。
マイクの音質比較結果
※実際の各マイクの音質は下に動画のリンクがあるので参考にしてください。
比較① COMICA CVM-VM10 II
まずは普段使用しているCOMICAのものから。
カメラの録音レベルは20でちょうど良い感じです。
声も太くしっかり録れていて音質は問題なし。ホワイトノイズも全然気になりません。
比較② SONY ECM-GZ1M マイクモード:OFF
続いてSONY純正マイク。マイクモードをOFFにして比較。
カメラの録音レベルを28まで上げないと音が小さめでした。
録音レベルを上げたためか、周りの環境音を拾いまくりホワイトノイズが一番酷い。
音質も声が少し細く次第点と言った感じです。
比較③ SONY ECM-GZ1M マイクモード:GUN
同じくSONY純正マイク、今度はマイクモードをGUNにして比較。
GUNモードにするとカメラの録音レベルが変更出来ず自動で最適な値になるようです。
ホワイトノイズはOFFのものより少しはマシになりますが、それでもCOMICAのものと比べるとノイズが乗っているのが分かります。単一指向性により音の広がりが無くなった分、ホワイトノイズも前方方向に絞られたように感じでしょうか。
音質についてはOFFの時とあまり変わらない印象です。
比較④ SENNHEISER MKE200
最後に今回購入したMKE200です。
カメラの録音レベルは20で大丈夫でした。
音質ですが・・・声が薄くて細い! COMICAはおろかSONY純正マイクより声が細い感じです。
ホワイトノイズもSONY純正マイクほどでないにしろ、COMICAよりはノイズが乗っているのが分かります。
う~~ん、この結果からするとZV-1を使う限りはCOMICAのマイクが一番ですね。
MKE200は将来のカメラ用に取っておこうと思います。
まとめ
という訳で、せっかく海外から取り寄せたMKE200は少し残念な結果になりましたが、米Amazonから購入出来るようになったことは大きな収穫でした。
今後、国内未発売で面白い製品があればまた購入したいと思います。
で、そうこうしているうちにMKE200の国内発売日が決定しました。
日本のAmazonでも取り扱いが始まったようで、気になる方は下記のリンクを参考下さい。
価格は送料を含めても米Amazonで購入した方が少し安いようです。
海外注文の手間と配送時間を気にしないのであれば米Amazonで購入する方が良いかもですね。
▼今回紹介した製品はこちら!
▼動画もあります。是非ご覧ください!
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